コンパニオン・オブ・オナー(Companion of Honour)はポールが1997年に叙されたナイト爵より上位で、定員が65人に限られる名誉勲位。ウィンストン・チャーチルやスティーヴン・ホーキング、リチャード・ハミルトンもこの勲位者の一員でした。ポールと同時に選ばれたハリー・ポッター・シリーズの作家J・K・ローリングは、12月にウィリアム王子よりメダルを授与されています。
アルバムはアナログのマスター・テープが使用され、曲順やアートワークなどもオリジナルどおり復刻。各盤が単体で販売されるほか、全アルバムを収めたボックス『GEORGE HARRISON – THE VINYL COLLECTION』が発売され、この箱には「FAB」と「セット・オン・ユー」の12インチ・シングル(ピクチャー・ディスク)も含まれます。レコード・プレーヤーはジョージ公式ストアで販売。3月24日発売となっています。
1980年にジェネシス・パブリケーションズから豪華本として発売された『I ME MINE』はジョージとデレク・テイラーがまとめた回想録と歌詞集および写真で構成された本。今回の増補新版はその後に発表された楽曲も含め50曲以上を追加し、141曲の自筆歌詞を掲載した集大成です。
なお、2002年に発売された日本版の『ジョージ・ハリスン自伝 I ME MINE』は絶版となっています。
ライブ・ドキュメンタリー映画『EIGHT DAYS A WEEK』の公開を前に、ビートルズのアルバム『ライヴ・アット・ザ・ハリウッド・ボウル(LIVE AT THE HOLLYWOOD BOWL)』が9月9日に各国で発売されます。CDに続いて、アナログ盤も11月18日に発売される予定です。ラジオ用のスタジオ・ライブを収めた『ライヴ・アット・ザ・BBC』シリーズを除けば、ビートルズが唯一公式に発表したライブ・アルバムです。
ザ・ビートルズ
『ライヴ・アット・ザ・ハリウッド・ボウル(LIVE AT THE HOLLYWOOD BOWL)』
CD:2016年9月9日発売
LP:2016年11月18日発売
《収録曲/収録日》
Twist And Shout ツイスト・アンド・シャウト(1965年8月30日)
She's A Woman シーズ・ア・ウーマン(1965年8月30日)
Dizzy Miss Lizzy ディジー・ミス・リジー(1965年8月30日/8月29日)
Ticket To Ride 涙の乗車券(ティケット・トゥ・ライド)(1965年8月29日)
Can't Buy Me Love キャント・バイ・ミー・ラヴ(1965年8月30日)
Things We Said Today 今日の誓い(1964年8月23日)
Roll Over Beethoven ロール・オーバー・ベートーヴェン(1964年8月23日)
Boys ボーイズ(1964年8月23日)
A Hard Day's Night ア・ハード・デイズ・ナイト(1965年8月30日)
Help! ヘルプ!(1965年8月29日)
All My Loving オール・マイ・ラヴィング(1964年8月23日)
She Loves You シー・ラヴズ・ユー(1964年8月23日)
Long Tall Sally ロング・トール・サリー(1964年8月23日)
You Can't Do That ユー・キャント・ドゥ・ザット(1964年8月23日)*
I Want To Hold Your Hand 抱きしめたい(1964年8月23日)*
Everybody's Trying To Be My Baby みんないい娘(1965年8月30日)*
Baby's In Black ベイビーズ・イン・ブラック(1965年8月30日)*
*未発表音源
アップル・コーが製作中であることが伝えられていた映画ですが、日本では2016年秋にロードショー公開されることが2月23日に公にされました。6月20日にはビートルズ側から、タイトルが『THE BEATLES: EIGHT DAYS A WEEK - The Touring Years』と決まって、9月15日にロンドンで催されるワールド・プレミアを皮切りに各国で劇場公開されることが発表されています。
『週刊朝日』2016年9月23日号
2016年9月13日発売
発行:朝日新聞出版
特集「やっぱりビートルズが一番」を掲載。映画『ザ・ビートルズ〜EIGHT DAYS A WEEK』のロン・ハワード監督独占インタビュー、アルバム『ライヴ・アット・ザ・ハリウッド・ボウル』について語るジャイルズ・マーティンなど。
最近のコメント