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  • 広田寛治
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2021年9月 7日 (火)

ピーター・アッシャー著『ザ・ビートルズ A to Z アルファベットでたどる音楽世界』 THE BEATLES FROM A TO ZED


Thebeatlesatoz_obi

元ピーター&ゴードン、その後はプロデューサーとして名を成したピーター・アッシャー。彼がアメリカのデジタル放送局のビートルズ・チャンネルで語ったお話が書籍になり、その日本語版『ザ・ビートルズ A to Z アルファベットでたどる音楽世界』が9月7日に発売となりました。
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アルファベット順に、ビートルズやそのメンバーの名曲や名盤、重要なキーワードを解説していくというスタイルです。楽曲が発売された当時を振り返りながら綴っているので、ピーター・アッシャーの回想録という側面もあります。
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本文ページ最初の写真はアッシャー家の外観です。ポール・マッカートニーがピーターの妹ジェーン・アッシャーのボーイフレンドだった時代に住んでいた家でもあります。その他、写真には著者所蔵のものも含まれています。
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著者ご本人から「喜んで書きますよ」とお申し出のあった日本語版向けの序文も掲載。来日時の思い出も書かれていますので、来日公演を観た方は必ず読んでくださいね。
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推薦文はジェイムス・テイラーが書いています。ビートルズ本ですが、彼のようなピーターがプロデュースしたアーティストも登場します。
ポールとジェーンはお別れしてしまいましたが、その後もピーターはウイングスの楽屋にリンダ・ロンシュタットを連れていくなど、ポールと交流があるのだとわかったのも興味深いところです。
索引に気になる名前があったら、そこから読むのもいいと思います。
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翻訳は『キャロル・キング自伝 ナチュラル・ウーマン』などの訳書がある松田ようこさん。
YouTubeで松田さんが作ったプレイリストが公開されていますが、各音楽ストリーミング・サービスでもプレイリストを検索して聴きながら読んでみてください。


『ザ・ビートルズA to Z アルファベットでたどる音楽世界』
THE BEATLES FROM A TO ZED: An Alphabetical Mystery Tour
ピーター・アッシャー著
松田ようこ訳
2021年9月7日発売
発行/シンコーミュージック・エンタテイメント 本体2,700円
A5判 320ページ

 

  

 

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