フロム・ビーの関係者

  • 広田寛治
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2020年9月

2020年9月29日 (火)

文藝別冊『ジョン・レノン フォーエバー』 魂の叫びと日本の心

Johnlennon_forever_web

2020年10月9日。
ジョン・レノンがこの世に生を授かって80年。
2020年12月8日。
ジョン・レノンが他界して40年。

文藝別冊『ジョン・レノン』も3冊目になります。
1冊目は2000年10月。
「ジョンの最後の1日を再現」したドキュメントと
篠山紀信が撮影したジョンの秘蔵写真を軸に編集しました。
2冊目は2010年10月発売の
『ジョン・レノン その生と死と音楽と』。
「ジョンが音楽活動を本格的に開始したバミューダでの夏を再現」したドキュメントと
初公開インタビューを軸に編集しました。
そして3冊目となるのが、2020年10月発売の
『ジョン・レノン フォーエバー 魂の叫びと日本の心』です。

今回のテーマは「ジョンの魂に触れた日本の心」。
巻頭のグラビアでは、本書のプロローグとして、
これからジョン・レノンを聴いてみようという方にざくりと全体像を把握してもらうため、
1940年から80年までの40年間の生涯を、日本との関連を軸に、
16枚の写真と48枚の日本盤ジャケットなどで概観しました。
続く「ジョン・レノンと日本の交流史」では、
ジョンはいつ日本に関心を持ち、ビートルズの日本公演で何を感じ、
ヨーコと出会って何を学び、日本を旅して何を体験し、
それらはジョンの作品や人生にどんな影響を与えたのか。
ジョンの人生を4つの時期に分けて、日本に関する発言や行動を検証しながら、
日本理解の深化や変化を考えてみました。
❶1940〜1966 日本への憧れと満たされぬ体験
❷1966〜1970 オノ・ヨーコとの出会いと日本での平和運動
❸1970〜1971 日本へのお忍び旅行で日本文化を吸収
❹1972〜1980 日本での主夫生活と音楽活動再開
そして「ジョン・レノンが歩いた日本」では、
ジョンが1966年にビートルズとして来日して以降、
71年のヨーコとのお忍び来日、
77年から79年までのショーンを連れての長期滞在の期間中に
ジョンが訪れた日本でのゆかりの地を紹介しています。
ジョンの日本での足跡を辿る旅の参考になれば幸いです。
地域別に全46カ所です(写真・取材記/福岡耕造・金梅翔仁 解説/広田寛治)。
❶神出鬼没 東京/銀座・築地・渋谷・上野・湯島など16カ所
❷第二の故郷 湘南/辻堂・江ノ島・鎌倉・北鎌倉など4カ所
❸リゾート地で過ごす/軽井沢・富士箱根など19カ所
❹あこがれの京都/京都・亀岡・丹後・滋賀県大津など7カ所
★★
本書中盤では、
ジョン・レノンとジュリアン・レノンの過去の貴重なインタビューを特別掲載。
ジョン・レノン ロスト・インタビュー
「40歳で死ぬわけにはいかない」
(初出2009年9月6日付『サンデイ・タイムズ・マガジン』)
ビートルズ解散からソロ活動開始期にロンドンの『イブニング・スタンダード』紙のロック担当記者として、
1969年から72年までジョン・レノンと行動を共にしていた英国のジャーナリストで作家のレイ・コノリーが行なって、段ボール箱に入ったまま眠っていた貴重なインタビュー・テープを発掘して再構成したものです。
 ➿あの声明で「ビートルズ脱退」と言うつもりはなかった(ポール)
 ➿どうして俺が(解散を)打ち明けた時点で記事にしなかった?(ジョン)
 ➿ジョージは哲学者、ポールは音楽家、俺は変人、それでも愛してくれるかい?(ジョン)
 ➿仕事をするパートナーとして選んだのはポールとヨーコの二人だけ(ジョン)
 ➿40歳で死ぬわけにはいかないから新しい生き方を身につけたい(ジョン)
ジュリアン・レノン・インタビュー
「インスタント・カーマを信じている」
(初出1998年5月3日付『サンデイ・タイムズ・マガジン』)
1998年のアルバム『フォトグラフ・スマイル』発売時の取材記事。
ジュリアンのこれまでの歩みや父ジョン・レノンに対する複雑な思い、
そして家族との関係を率直に語ったインタビューです。以下は小見出しより。
 👓父親から見放された苦しみを背負う 👓最後の会話は父が撃たれる2週間前 👓もっと成功していたら、さらにひどい状況に 👓あえて父と同じタイプの音楽を選ぶ 👓ずっと避けてきたビートリーな曲に挑む 👓「ヘイ・ジュード」はこれ以上ない栄誉 👓ビートルズの曲を耳にすると構えてしまう 👓作曲家としては尊敬するが、父親としては別
★★★
続くパートは“Message from John Lennon”として
ジョン・レノンの奥深い世界を楽しむ参考になればと、
ビートルズ時代やソロ時代の作品や活動に込められた
ジョンからのメッセージを4つのパートに分けて紹介しています。
ビートルズのアルバムに込めたジョン・レノンのメッセージ ジョンがビートルズ時代に残した12作のアルバムと2作の編集盤に収められた作品に
どんな意思表示が言外に現れていたのか。ジョンの視点でビートルズの音楽作品を追います。
ソロ・アルバムに込めたジョン・レノンのメッセージ ジョンは生き方を正直に作品に映してきたアーティスト。その一途な想いは聴き手の心を揺さぶる力をもっている。
ソロ時代のアルバムを中心にジョンが生涯をかけて発信し続けたメッセージに注目して紹介しています。
ソロでのライブ活動とテレビ出演に込めたジョン・レノンのメッセージ ビートルズ解散後にジョンが行なったライブ演奏は、回数はそれほど多くないが内容は非常に幅広く、
それぞれのパフォーマンスにメッセージが込められていました。その全貌を紹介しています。
アート作品と平和活動に込めたジョン・レノンのメッセージ ジョンは音楽だけでなく文章やアートにも才能を発揮し、生涯を通じて多くの作品を遺しました。
また、反戦・平和をはじめ、さまざまな社会的事項についても発言を重ねてきました。
その「アート」と「平和」を軸にジョンの活動を追い、背後にあるメッセージを読み解きます。
★★★★
エピローグは最新のジョン・レノン研究を踏まえたジョン・レノン年譜です。
 
 
KAWADEムック文藝別冊
ジョン・レノン フォーエバー
魂の叫びと日本の心

2020年10月8日発売

発行:河出書房新社

本体1,300円

以下は2000年の文藝別冊『ジョン・レノン』と2010年の『ジョン・レノン その生と死と音楽と』です。
  

 

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