大人のロック!編『ザ・ビートルズの世界地図』 ビートルズの活動と作品をあらゆるマップで解説 THE BEATLES WORLD ATLAS
真っ白な世界地図にビートルズの足跡を記してみる。
作曲地、曲作りに影響を受けたミュージシャンや作品や事件、コンサート開催地や中継地、映画や映像の撮影地、ラジオ・テレビ収録地、さらにはメンバーのプライベートな生活地からプライベートな旅行地まで。コツコツ、コツコツ、半年におよぶ細かな検証作業を通じて、ビートルズの世界地図がようやく完成しました。
解説は初心者の方にも全体図がつかめるようにしていますので、マニアの方はこれまで得た知識を総動員して、地図と表をじっくり読み込んでいただければと思います。
パート「ビートルズの名曲はどこで生まれたのか」はアルバム別世界地図。ビートルズの公式213曲の曲作りに関連した国や地域や都市をオリジナル・アルバム13タイトル(とパスト・マスターズ)ごとの世界地図で表現しました。
パート「ビートルズは世界のどこで演奏したのか」はライブ&ツアーの国別・地域別地図。世界をイギリスとアイルランド(13地区に分類)、ヨーロッパ(7カ国を5地区に分類)、北アメリカ(2カ国5地区に分類)、オセアニアとアジア(5カ国を4地区に分類)の4地域16カ国27地区に分類して地図を作成。それぞれの地域と国と地区でのビートルズのライブ活動を地図上に整理し、都市ごとの開催リストを作成して解説しました。
パート「ビートルズの映像はどこで撮影され、テレビ・ラジオ番組はどこで収録されたのか」はビートルズの映画・プロモ撮影地&テレビ・ラジオ収録地。ビートル5本の主演映画作品それぞれの撮影地、イギリスのテレビ出演地、アメリカ・ヨーロッパのテレビ出演地、イギリスのラジオ出演、プロモーションクリップと9つのテーマで地図を作成して解説しました。
パート「ビートルズはどこでどんな生活を送りプライベートにどこを旅したのか」は4人の生活&プライベート旅行地図。リバプールやハンブルク、ロンドンの住まいを8つのテーマで、4人が生活を楽しんだ場所(通ったレコード店・楽器店、観客として出入りしたクラブや劇場など)を7つのテーマで、そして彼らの休暇旅行先を年度別に8つのマップに、23のテーマで地図上に整理し表にまとめて解説しました。
そして、プロローグとエピローグでは、ビートルズの現役時代の世界地図と、それが現在どのように広がったのかを、4枚の地図でまとめました。
ビートルズの名曲を聴きながら地図を眺めたり、地図を眺めながらビートルズの妄想旅行を楽しんだり、実際にこの地図を片手にビートルズの旅路を辿ったり、これまでとは違うさまざまなビートルズの楽しみ方ができそうです。
日経BPムック 大人のロック!編
ザ・ビートルズの世界地図
2018年12月11日発売
日経BP社
本体2,000円
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