フロム・ビーの関係者

  • 広田寛治
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2016年6月

2016年6月20日 (月)

福岡耕造写真展「ニッポンとビートルズ」 日本公演にまつわる写真とイベント

Fukuokaphotoex_nippon

ビートルズ・ファンにはゆかりの地の撮影で知られる福岡耕造さんの写真展が6月22日~7月4日に東京・恵比寿のアメリカ橋ギャラリー(ABG)で開催。ビートルズ来日50周年にあたり、日本にまつわる写真が展示されます。

展示の目玉は武道館撮りおろしで、ビートルズ控え室、チューニングした部屋、武道館会場など初公開写真が多数。さらにジョージ・マーティン追悼展示もあり、メッセージ・ブックを置いて会期終了後にマーティン家に届ける予定があります。

会期中にはイベント「TOKYO BEATLES' WEEK 2016」も同会場で9回催されます(詳細は下記)。フロム・ビーの広田が語る「50年目に知るビートルズ日本公演」が6月24日にありますので、ビールでも飲みながらお楽しみください。

来日50周年関連ブック・コーナーも設けられ、『MUSIC LIFE ザ・ビートルズ日本公演1966』『ビートルズと日本』その他、イベント関係者の本を中心に販売。購入者には福岡耕造さんの写真のポスターがプレゼントされます(数に限りがあるのでお早めに)。

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<写真展ニッポンとビートルズ>
2016年6月22日(水)~7月4日(月) *会期中無休
時間:昼12時〜午後8時 *初日は午後2時から、最終日は午後5時まで
   *イベント開催日の平日は午後6時まで、土日は午後5時まで
会場:アメリカ橋ギャラリー(ABG)
   (恵比寿駅東口よりスカイウォーク経由で徒歩5分)
料金:写真展は入場無料
   イベント参加費は下記参照
   生ビール(カップ)小100円 大300円
   缶ビール/チューハイなど300円
http://americabashigallery.com

<TOKYO BEATLES' WEEK 2016>
日時 「タイトル」ゲスト 参加費
6月22日(水)午後6時30分〜8時 「ビートルズを観た!」藤本国彦 1,000円
6月23日(木)午後6時30分~8時 「日本公演サウンドを徹底検証」川原伸司 1,000円
6月24日(金)午後6時30分~8時 「50年後に知るビートルズ日本公演」広田寛治 1,000円
6月25日(土)午後4時~5時30分 「頭の中が、ビートルズ」倉本美津留、藤本国彦 1,000円
6月26日(日)午後5時~8時 「ビートルズと武道館〜熱狂の5日間」大村亨、野咲良 1,500円
6月27日(月)午後6時30分~8時 「ビートルズを呼んだ男」野地秩嘉 1,000円
6月28日(火)午後6時〜9時 「 美衣登留寿司がやって来る!スー・シー・ヤー!2」寿司:中川弘之 演奏:オモ・ヨーコ 1,500円
7月 2日(土)午後5時~8時 「レコDAY」横野正憲 1,500円
7月 3日(月)午後5時~8時 「ヒモDAY」島乙平、目黒研 1,500円
参加するには、フェイスブック「ビートルズ追憶の日々」のメッセージから、またはメール(beayakata212@gmail.com→@を英字に)で氏名・人数・イベントのタイトルを明記して申し込んでください。

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また、『サンデー毎日』7月3日号(6月21日発売)の巻頭グラビア「THE BEALTES来日50年」には、5ページにわたって福岡耕造さん撮影の写真が掲載されています。

  

  

  

2016年6月16日 (木)

『MUSIC LIFE ザ・ビートルズ日本公演1966』 日本滞在記録をドキュメント

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『ザ・ビートルズ来日前夜』に続いて『ミュージック・ライフ』の日本公演50周年記念第2弾、『ザ・ビートルズ日本公演1966』が6月17日に発売。ビートルズの日本滞在記録、5回のステージ、日本に残した音楽遺産の全貌をお届けします。

特集の第1部「ザ・ビートルズ日本滞在103時間ドキュメント」は、カラー46ページを使って、全5回の日本公演のもようと、彼らとともに過ごした人々の貴重な記録写真や証言を軸に、ビートルズの日本滞在5日間を未公開ステージ写真も含む多数の写真やメモラビリアとともに視覚的に追いかけます。

第2部「50年後に知る日本公演」では、当時ビートルズにもっとも接近した人々へや、武道館で彼らの音楽に触発された人々へのインタビューに加え、50年間にわたるビートルズ日本公演研究の成果をふまえて、ビートルズの日本公演の全貌を記者会見、ファッション、使用楽器や機材、演奏法、残された映像や音という5つの視点から掘り下げました。

来日時のビートルズと直接会った人のうち、加山雄三さんと星加ルミ子さんは当時のできごとをこれまで以上に細部にわたるまで語り下ろしています。ビートルズ日本公演の前座としてステージに立ったミュージシャンからは、ロカビリーやアメリカン・ポップスの黄金時代を担った尾藤イサオさん、ビートルズ来日とともにGS黄金時代の扉を開けたブルー・コメッツのジャッキー吉川さんがさまざまな新事実を含めて当時のできごとをたっぷりと。さらに、武道館でビートルズに触発されのちに日本のロック・シーンを切り開くことになったミッキー吉野さん、3回の公演を鑑賞し現在は切り絵作家としてビートルズを題材にした作品も発表している横倉絹枝さんが貴重な体験を語っています。

「音楽遺産」シリーズでは、1960年代に日本で発売されたビートルズのシングル47点、EP14点、LP21点、合計82点のレコードを600カット以上の画像で細部までカラーで紹介しました。

最後に、2016年に訃報が伝えられたプロデューサー、ジョージ・マーティンの90年の生涯とその作品、偉業を振り返っています。

これまで出たムックの『ミュージック・ライフ』よりも48ページ増量の196ページ。
アマゾンで目次のほか9ページ分が立ち読みできるようになっています。
フロム・ビーの広田がツイッターでこのムックの内容を紹介しており、広田のブログにまとまっていますのでご参考に。

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【11月18日追記】
『MUSIC LIFE ザ・ビートルズ日本公演1966』がアマゾンのプリント・オン・デマンドで11月21日より販売されることになりました。注文に応じて1冊からでも印刷および出荷されます。価格は従来よりも少し上がります。

【11月28日追記】
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写真の上がプリント・オン・デマンド版で、下が初版です。オン・デマンド版は広告が省かれ、その他は初版どおりに印刷されています。本文の紙が異なるので、厳密には発色に少し違いはありますがほぼ同等。初版の表紙および背表紙のゴールドが出せないので、オン・デマンドでは代替の色になっています。

【2018年6月4日追記】
この日本公演特集号が小冊子付きの『MUSIC LIFE ザ・ビートルズ日本公演1966 特別版』として2018年6月18日に発売されることになりました。付録の小冊子(A5判)は最近発見された阿部克自さん撮影によるビートルズ来日時の写真集です。

SHINKO MUSIC MOOK
『MUSIC LIFE ザ・ビートルズ日本公演1966 特別版』
2018年6月18日発売
発行:シンコーミュージック・エンタテイメント
本体1,800円+消費税(小冊子付き)

SHINKO MUSIC MOOK
『MUSIC LIFE ザ・ビートルズ日本公演1966』オンデマンド
2016年11月21日発売
発行:シンコーミュージック・エンタテイメント
税込2,376円

SHINKO MUSIC MOOK
『MUSIC LIFE ザ・ビートルズ日本公演1966』

2016年6月17日発売
発行:シンコーミュージック・エンタテイメント
本体1,800円+消費税

『MUSIC LIFE ザ・ビートルズ来日前夜』もご一緒に。

2016年6月 6日 (月)

『LOOKING THROUGH YOU ザ・ビートルズ写真集』 ビートルズとともに歩んだマンスリーの秘蔵写真

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「マンスリー」の通称で親しまれた公認月刊雑誌『ザ・ビートルズ・ブック』のために独占撮影された写真400点以上を収めた本『LOOKING THROUGH YOU』(2015年)の日本版が6月8日に発売。1963年から68年まで、ライブやフォト・セッション、映画ロケ地、レコーディング・スタジオなどにおいて、ビートルズをもっとも近くでとらえた写真です。

『ザ・ビートルズ・ブック』は出版社ビート・パブリケーションズのショーン・オマホニー(筆名ジョニー・ディーン)が企画し、エプスタインとビートルズのメンバーに認められ発行されたビートルズ専門誌。専属カメラマンのレズリー・ブライスによるフォト・セッションは40回以上におよびます。

ビートルズをよく知る人には見覚えのある写真でも、リアルな裏話を読みながら見るとまた新鮮に映るでしょう。解散が近づくと、さすがのマンスリーも4人を撮る機会が減っていきます。少し寂しさを感じますが、それもまたビートルズの歴史とともに歩んだ雑誌だからこそ。

序文を寄せているジョー・アダムスはオマホニーの娘。イントロダクションとして、ビートルズ専門ライターのアンディ・ニールがマンスリーの歴史について詳しく書いています。日本版の本の見返しでは、1963年8月号から69年12月号まで、マンスリーの表紙をすべて見ることができます。

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付録としてカレンダーとポストカードが封入されています。カレンダーは日本独自のもので、シンコーミュージックのアーカイブ写真から長谷部宏さんが日本で撮影した写真を使った1966年の暦。2016年の3月以降は1966年と同じ曜日なので、すぐ使えますよ(祝祭日は66年当時のままです)。

from 淡路和子

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LOOKING THROUGH YOU ザ・ビートルズ写真集 
2016年6月8日発売
発行:シンコーミュージック・エンタテイメント
本体8,000円
限定1,500部/ハードカバー、ケース入り

2016年6月 4日 (土)

MUSIC LIFE & HIT STUDIO TOKYO ビートルズ来日公演再現ライブ&トーク COMMA-DADAの演奏と星加ルミ子の語り

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ビートルズ来日50周年記念として、『ミュージック・ライフ』とライブ・レストランHIT STUDIO TOKYO の共同企画で、武道館公演の再現ライブとトークのイベントが7月2日(土)に開催されます。演奏はビートルズ・コピー・バンドのCOMMA-DADA(コマダダ)、トークは元『ミュージック・ライフ』編集長の星加ルミ子さん。

COMMA-DADAのメンバーは小松陽介さん(ジョン/ギター)、永沼忠明さん(ポール/ベース)、久保肇さん(ジョージ/ギター)、黒岩典英さん(ビリー・プレストン/キーボード)/松崎晃之さん(リンゴ/ドラム)。サポート・メンバーに鈴木みほさん(リンダ、ヨーコ/キーボード)。

開催日はビートルズ日本公演の最終日、そして星加さんがビートルズに独占会見してから50年目にあたる日です。50年前にタイムスリップしてビートルズを体験しませんか。

<MUSIC LIFE & HIT STUDIO TOKYO ビートルズ来日公演再現ライブ&トーク>
日時:2016年7月2日(土)午後4時15分開場/5時開演(午後7時終演予定)
会場:HIT STUDIO TOKYO
  (JR東京駅八重洲北口より徒歩5分)
料金:一般6,000円 学生5,500円 *全席指定
  (ドリンク別、入場特典MUSIC LIFE特製ノート付き) 
チケットはイープラスで発売中

【6月29日追記】
イープラスで販売されていたチケットは予定枚数終了となりました。

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