ポール・マッカートニー出演のチャリティ・コンサートのライブ・アルバムが発売、ニルヴァーナのメンバーと共演した新曲も
ポール・マッカートニーが出演したハリケーン被災者支援コンサートのライブ・アルバム『ザ・コンサート・フォー・サンディ・リリーフ〜ハリケーン「サンディ」復興支援チャリティ・コンサート(12-12-12 THE CONCERT FOR SANDY RELIEF)』が1月21日にイギリス、22日にアメリカで発売されました。2月6日には日本でもリリースされます(デジタル版は12月19日に米国、20日に日本でダウンロード配信開始)。
12月12日にニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンで6時間にわたって開催されたこのコンサートには、ブルース・スプリングスティーン、ロジャー・ウォーターズ、ボン・ジョヴィ、エリック・クラプトン、ローリング・ストーンズ、アリシア・キーズ、ザ・フー、カニエ・ウェスト、ビリー・ジョエル、クリス・マーティンなどが出演。テレビやインターネットを通じて生中継され、アメリカで1900万人、全世界で2億人が視聴したとされています。
ポールはコンサートの終盤に登場し、1曲ごとに楽器を替えながらツアー・バンドと共に以下の8曲を演奏。うち1曲は、ニルヴァーナのメンバー(デイヴ・グロール、クリス・ノヴォセリック、パット・スメア)との共演でこの日初披露された新曲「カット・ミー・サム・スラック(Cut Me Some Slack)」でした。
ヘルター・スケルター
レット・ミー・ロール・イット
西暦1985年
マイ・ヴァレンタイン(共演:ダイアナ・クラール)
ブラックバード
カット・ミー・サム・スラック(共演:デイヴ・グロール、クリス・ノヴォセリック、パット・スメア)
アイヴ・ガッタ・フィーリング
007/死ぬのは奴らだ
コンサートのフィナーレでは、ニューヨーク出身のアリシア・キーズがポールに招かれて再び登場。関係者が次々とステージに登壇してポールを囲むなか、ニューヨーク讃歌である「エンパイア・ステイト・オブ・マインド」を全員で歌い上げて幕となりました。
「カット・ミー・サム・スラック」はデイヴ・グロールが初めて監督したドキュメンタリー映画『サウンド・シティ(Sound City)』のサウンドトラック用として、ポールと上記の3人のコラボレーションにより誕生した曲です。
サントラ・アルバム『サウンド・シティ~リアル・トゥ・リール(SOUND CITY : REAL TO REEL)』は3月12日にアメリカ、13日に日本で発売予定。そのうち「カット・ミー・サム・スラック」(スタジオ版)のみ、iTunes Storeにてダウンロード配信が始まっています。
映画のYouTube公式チャンネルで試聴も可能です。
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