「フェルメール 光の王国展」 ギターを弾く女とポール・マッカートニー
画家ヨハネス・フェルメールが残した絵画全37点をリ・クリエイト(再創作)した作品を展示し、そのなぞを解き明かす展覧会「フェルメール光の王国展」が開催されています。
音声ガイドでは、俳優の小林薫さんがフェルメール役、宮沢りえさんがその娘役としてナレーションを担当しています。
「ギターを弾く女」の音声解説では、ポール・マッカートニーがロンドンの美術館ケンウッド・ハウスを訪れて、この絵の前でじっくり鑑賞していたというエピソードが紹介されます。この展覧会を監修している分子生物学者・福岡伸一さんがケンウッド・ハウスで聞いてきた実話だそうです。
ポール自身も絵を描きますし、この作品から音楽的にも何らかのインスピレーションを得たかもしれませんね。
フェルメールには楽器を題材にした作品が多いので、絵画に詳しくなくても音楽好きの方は楽しめるのではないでしょうか。本物のフェルメール作品も来日していますが、デジタル画像技術による再創作であっても、こうして作品の背景を聴きながら鑑賞できるのは、おもしろい試みだと思いました。
2012年1月20日から始まったフェルメール・センター銀座では会期延長となり、「光の王国展2」が11月30日(金)まで開催。最終日まで音声ガイド貸出料がキャンペーン価格(500円)です。
http://www.vermeer-center-ginza.com
夏の秋田展など少しずつ巡回しており、このあとは、そごう広島店本館で11月6日(火)から14日(水)まで催されます。
http://www2.sogo-gogo.com/wsc/514/N000048580/0/info_d
from 淡路和子
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