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2012年10月 9日 (火)

文藝別冊『ジョン・レノン その生と死と音楽と』 ジョン・レノンからの99のメッセージ

2010年にジョン・レノン生誕70年・没後30年にあたって出版されたムックですが、永く読んでいただけるものとしてお届けしています。さまざまな視点から、ジョンの40年の人生とそこから生まれた音楽を問う一冊です。

ジョンからのメッセージを凝縮した巻頭カラーグラビアを皮切りに、これまでの常識を覆す日本初公開インタビュー、ジョンの生きざまと作品との関係を切口にした対談とバイオグラフィ、バミューダでのジョン最後の夏~最後の1日までを追った詳細なドキュメンタリー、そしてジョンが残してくれた作品解説と全曲解説、さらにはダブル・ファンタジーの花に関する情報、ジョンをテーマにした版画や写真作品も紹介しています。

 

ジョンの生涯と作品をじっくりふりかえっていただければと思います。

 

from 広田寛治

1973年のジョン・レノン・ロング・インタビュー(イギリスの音楽誌『メロディ・メイカー』より)を日本で初公開。ちょうどアルバム『マインド・ゲームス』を完成させたジョンは、オノ・ヨーコと別居したばかりの頃の本音を語り、元ビートルズのメンバーとの関係も含め、驚くほど率直に胸の内を明かしています。愛と平和のアイコンではなく、一人の人間として、一人のミュージシャンとして生きようとしていたジョン・レノンの姿が浮かび上がってくる内容です。

 

銅版画家の山本容子さん、写真家のエドワード・レビンソンさんにそれぞれジョンに関する作品と、そこに込められた思いを寄せていただきました。

土屋昌巳さんと井上貴子さん(大東文化大学教授)の対談のほか、インタビューで園芸家の柳生真吾さんに語っていただいています。

音楽作品についてはサエキけんぞうさん、安田謙一さん、黒沢秀樹さん、藤本国彦さんなどに執筆していただきました。

巻末には「ジョン・レノンからの99のメッセージ」として公式録音曲全曲を掲載。

 

2000年の文藝別冊『ジョン・レノン』から写真も一新して新たな誌面となっています。世界が涙に濡れたジョン・レノン最後の一日、そして受け継がれるジョンの魂のドキュメントを加筆修正し、バミューダで過ごしたジョン最後の夏の項を加えました。

 

目次は河出書房新社の詳細ページで見ることができます。

2010年10月5日発売

発行:河出書房新社

本体1,143円

 

こちらは2000年の文藝別冊『ジョン・レノン』。表紙とグラビアは篠山紀信さんによる秘蔵写真。重版はありませんが、古本が出ています。

文藝別冊『ジョン・レノン』

2000年10月5日発売

発行:河出書房新社

本体1,200円

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