フロム・ビーの関係者

  • 広田寛治
    これまでの仕事や現在の研究テーマに関する情報をまとめていきます。
無料ブログはココログ

« 2012年8月 | トップページ | 2012年10月 »

2012年9月

2012年9月24日 (月)

ジョージ・ハリスンのドキュメンタリー映画がエミー賞2部門を受賞

第64回エミー賞(プライムタイム・エミー賞)クリエイティブ・アート部門の発表と授賞式が9月15日にロサンジェルスのノキア・シアターで行なわれ、マーティン・スコセッシ監督によるドキュメンタリー『ジョージ・ハリスン/リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド』がノンフィクション・スペシャル番組の作品賞(Outstanding Nonfiction Special)、ノンフィクション番組の演出賞(Directing For Nonfiction Programming)の2冠に輝きました。

授賞式にはオリヴィア・ハリスンが出席してトロフィーを受け取りました。当日の写真はこちらです。

同作品はほかにノンフィクション番組の撮影賞(Cinematography For Nonfiction Programming)、編集賞(Picture Editing For Nonfiction Programming)、音響編集賞(Sound Editing For Nonfiction Programming)、音響賞(Sound Mixing For Nonfiction Programming)にもノミネートされていました。

このうち音響賞は、ポール・サイモンのドキュメンタリー『アンダー・アフリカン・スカイズ』が受賞。『グレイスランド25周年記念盤』のDVDに収録されているこのドキュメンタリーには、ポール・マッカートニーも出演しています。

    

ポール・マッカートニーがモータウン歴史博物館のために「マネー」などを演奏【update】

ポール・マッカートニーの資金援助によって修復されたモータウン歴史博物館のグランドピアノを披露するチャリティ・イベントが9月18日、ニューヨークのスタインウェイ・ホールで開かれ、ポール自身も出演しました。

(修復の経緯については9月4日付のニュースをご覧ください)

ポールの公式サイト(9月20日付)によると、イベントではまずポールとベリー・ゴーディ・ジュニアの手によるピアノの除幕式があり、続いてこのピアノを使ったパフォーマンスが行なわれました。

ポールはゴーディによる「マネー」(ビートルズもカバーしたモータウン・ナンバー)で共演したあと、「マイ・ヴァレンタイン」「レディ・マドンナ」「ヘイ・ジュード」を演奏しました。

パフォーマンスのあとはチャリティ・オークションが開かれ、ポールとゴーディがサインを入れたギターなどが出品。この日の観客100人が支払った入場料(1人1万ドル)と合わせ、収益はモータウン歴史博物館の活動資金として寄付されることになっています。

当日の写真は『デトロイト・フリー・プレス』電子版(9月19日付)などで見られます。

【2012/10/02追加】

ポールの公式サイト(9月28日付)では、当日の映像および写真にリンクしています。動画では「マネー」の演奏風景も見られます。

ステラ・マッカートニーの誕生日を祝うディナー・パーティにポール・マッカートニーも出席

ステラ・マッカートニーが41歳の誕生日を迎えた9月13日、ロンドンのメイフェア地区にあるイタリアン・レストラン、チェッコーニズ(Cecconi's)でプライベートなディナー・パーティが開かれました。

『デイリー・メイル』電子版(9月14日付)によると、パーティにはステラ夫妻、ポール・マッカートニー夫妻、ジェイムズ・マッカートニーのほか、コールドプレイのクリス・マーティンなどが出席しました。

ポールは最近このレストランをよく訪れており、2011年12月にはリンゴ・スターと、今年6月にはロン・ウッド、ジョー・ウォルシュとの会食を行なっています。

ダニー・ハリスンのバンドがロンドンで公演、アルバムは10月に日本盤が発売へ

ダニー・ハリスンのバンド、thenewno2が9月19日、ロンドンのカムデンにあるクラブ、ディングウォールズでヘッドライン・ギグを行ないました。

アビイ・ロード・スタジオのツイッター(9月19日付)では当日の写真を掲載し、彼らにとってイギリスで初めてのギグだと説明しています。

thenewno2の公式サイトによると、7月31日にアメリカで発売された最新アルバム『ザ・フィアー・オブ・ミッシング・アウト(thefearofmissingout)』が、9月17日にイギリスをはじめ世界各国でリリース。同サイトでは同日より、収録曲「Wide Awake」のミュージック・ビデオの公開も始まっています。

日本では先行シングル「Make It Home」が9月12日から、アルバムは9月19日からiTunes Storeでダウンロード配信を開始。10月24日にはボーナス・トラック入りの日本盤CDが発売されます。


2012年9月21日 (金)

『ザ・ビートルズ 全パフォーマンス徹底解剖』 ビートルズの無形遺産

ビートルズのデビュー50周年記念として、シンコーミュージック・ムック『THE DIG Special Edition ザ・ビートルズ 全パフォーマンス徹底解剖』が発売されます。

ライブ・パフォーマンス=実演は一期一会の無形文化。今ではライブ盤や映像作品として記録されているものも多くありますが、ビートルズが演奏したその瞬間はその空間に居合わせた人々の心の中にだけ記録されている形のない作品です。世界中の人々の心を熱くしたビートルズの無形遺産を総括します。

無名時代、レコード・デビュー直後、イギリス、アメリカ、そして世界を制覇した時代、脱ツアー時代。それぞれの時期を追って、世界各地をめぐったビートルズの全パフォーマンスを解剖しています。

巻末には、2011年から12年のビートルズやメンバー、そのファミリーに関するリリース情報および年表を掲載しています。フロム・ビーのホームページ「ビートピア」やメールマガジン「ビーメール」に掲載してきたニュースや情報をまとめたら、1年半ぐらいのあいだにてんこ盛りの話題がありました。

シンコーミュージックのビートルズ特設サイトで、ちょこっと立ち読みできます。
http://www.shinko-music.co.jp/feature/beatles/special3.html

from 淡路和子

THE DIG Special Edition ザ・ビートルズ 全パフォーマンス徹底解剖
2012年9月29日発売
発行:シンコーミュージック・エンタテイメント

CONTENTS

グラビア

PART 1
ビートルズの無形遺産

[概論]ビートルズのライブ活動の転換点となった禁断の名曲/広田寛治

[ザ・ビートルズ パフォーマンスの足跡]
クオリーメン結成からハンブルク巡業まで
キャバーン・クラブとレコード・デビュー
イギリスでの成功とビートルマニア
アメリカへの進出と世界制覇
シェイ・スタジアムからツアー終焉まで
サイケデリックな架空のショーとMTV
屋上ライブからビートルズ解散まで
ビートルズの足跡とパフォーマンス略図
パフォーマンス収録盤

[インタビュー]
ジョニー大倉「スクリーンで見たビートルズのパフォーマンスが僕の音楽の原点」
森川欣信「ビートルズの4人は完璧なバランス だからライブは何度でも観たい」

PART 2
ザ・ビートルズ 全パフォーマンス徹底解剖

[1956-1962]伝説への助走…デビューまでの足跡
無名時代のパフォーマンス
デビュー直後のテレビ/ラジオ出演
[1963]狂乱の始まり…ビートルマニア出現
イギリス制覇時代のライブ・パフォーマンス
1963年のテレビ/ラジオ出演
[1964]成功がもたらした狂乱地獄の中で…
アメリカ征服時代のライブ・パフォーマンス
1964年のテレビ/ラジオ出演
初主演映画『ハード・デイズ・ナイト』でのパフォーマンスを検証
[1965-1966]頂点をきわめ、そして燃えつきた4人
世界を手中に、そしてツアーからの撤退
1965〜1966年のテレビ/ラジオ出演
主演第2作映画『ヘルプ!』でのパフォーマンスを検証
メンバーの映画関連ソロ活動①1966
[1967-1970]再び一致団結し、2年半ぶりにライブ復活
脱ツアー時代のライブ・パフォーマンス
1967-1970年のテレビ/ラジオ出演
メンバーの映画関連ソロ活動②1967〜1969
脱ライブ時代のパフォーマンスを検証
MTVの原点とも称されるプロモ・クリップでのパフォーマンスを検証
アメリカで製作されたテレビ・アニメ『ザ・ビートルズ』

ミュージック・シアター[音楽試聴室]
ゲスト:宮城伸一郎(チューリップ)

PART 3
ザ・ビートルズ最新情報

ニュース・アラカルト2011-2012
  リリース・インフォメーション/年表

2012年9月12日 (水)

ポール・マッカートニーにフランスのレジオン・ドヌール勲章が授与

9月8日、ポール・マッカートニーにフランスで最も名誉ある勲章とされるレジオン・ドヌール勲章が授与されました。

ポールはこの日、パリのエリゼ宮(大統領府)で行なわれたセレモニーに臨み、フランソワ・オランド大統領が直接ポールの胸に勲章を付けました。ポールに贈られたのは、5等級あるうちの4番目にあたる「オフィシエ(将校)」という勲章です。

ポールの公式サイト(9月8日付)には当日のもようが写真付きで紹介されています。同記事によると、レジオン・ドヌール勲章が外国人に贈られるのは殊のほか名誉なことで、過去にこの勲章を受けた英国人としてはエリザベス女王、ローレンス・オリヴィエ、作家のグレアム・グリーンなどがいるということです。

また同サイト(9月7日付)によると、叙勲の知らせを受けたポールは「すばらしい名誉だ」と喜ぶ一方で、「Foreign Legion(フランス軍の「外人部隊」と、外国人として「Legion of Honour」を受けることを掛けている)の一員となって砂漠での任務に携るのを楽しみにしている。ただし、この認識が正しければね」とユーモラスに話したといいます。

ポール叙勲のニュースは日本でもNHKをはじめ、各メディアで報じられました。当日の映像はこちら、写真はこちらなどで見ることができます。

式にはナンシー・シェヴェル、ステラ・マッカートニーも姿を見せました。ステラのフェイスブックページでは、プライベートに撮影された当日のスナップ写真が掲載されています。

デーモン・アルバーン主催の公演にポール・マッカートニーがサプライズ・ゲストとして登場【update】

9月8日にロンドンのグラナリー・スクエアで開かれたデーモン・アルバーンによるアフリカ・エクスプレス・ツアーの最終公演に、ポール・マッカートニーがサプライズ・ゲストとして出演しました。

このツアーはアフリカやヨーロッパなどのミュージシャンとDJ、総勢80人が列車でイギリス国内を移動し、行く先々でライブを行なうというものです。

ポールの公式サイト(9月9日付)および『NME』誌のウェブサイト(同日付)によると、ポールはこの日、パリでレジオン・ドヌール勲章を受けたあとすぐにイギリスに戻り、アフリカ・エクスプレスのリハーサルに参加。

本番ではまずアフリカ出身のロキア・トラオレによる「Dounia」でベースを担当(ジョン・ポール・ジョーンズがマンドリンを演奏)。その後再びステージに登場し、デーモンやグリフ・リース(スーパー・ファーリー・アニマルズ)、ドラマーのトニー・アレンなどと一緒に「グッドナイト・トゥナイト」「カミング・アップ」を演奏しました。

『NME』誌のサイトでは「グッドナイト・トゥナイト」の演奏風景の動画にもリンクしています。

【2012/09/24追加】
ポールの公式サイト(9月18日付)では、『ガーディアン』電子版(9月15日付)に掲載された動画にリンクしています。アフリカ・エクスプレス・ツアーの移動風景などバックステージ映像が中心で、ポールが登場する場面もあります。

ポール・マッカートニーが11月にアメリカ、カナダをツアーすると発表【update】

ポール・マッカートニーがオン・ザ・ラン・ツアーを再開し、11月にアメリカ、カナダをまわることが発表されました。

ポールの公式サイト(9月7日付)で明らかにされている日程は次の4公演です。同記事では、今年5月のメキシコ公演のもようなどを収めたツアーのプロモーション映像も見ることができます。

 11月11日 アメリカ、ミズーリ州セントルイス/Scottrade Center
 11月14日 アメリカ、テキサス州ヒューストン/Minute Maid Park
 11月25日 カナダ、バンクーバー/BC Place
 11月28日 カナダ、エドモントン/Rexall Place

ポールにとってセントルイスでの公演は2002年のバック・イン・ザ・USツアー以来10年ぶり、ヒューストンは2005年のUSツアー以来7年ぶり、バンクーバーはビートルズ時代の1964年以来、そしてエドモントンでの公演は今回が初めてとなります。

【2012/09/24追加】
ポールの公式サイト(9月14日付)によると、エドモントンでの公演日程が以下のとおり追加されました。
 11月29日 カナダ、エドモントン/Rexall Place

2012年9月 4日 (火)

モータウン歴史博物館のピアノの修復が完了、協力したポール・マッカートニーが記念イベントで演奏へ

ポール・マッカートニーの資金援助によって行なわれていたモータウン歴史博物館(ミシガン州デトロイト)のグランドピアノの修復が完了し、これを披露する記念イベントでポールがこのピアノを演奏することになりました。

デトロイトのビジネス情報誌『dbusiness』のウェブサイト(8月30日付)によると、ポールが出演するのは「プロジェクト:ハーモニー」と題されたイベントで、9月18日にニューヨークのスタインウェイ・ホールで開かれます。これはモータウン歴史博物館への寄付を集めるためのチャリティ・イベントで、モータウン・レコードの創業者であるベリー・ゴーディ・ジュニアも出席します。

今回修復されたのは、モータウン歴史博物館に展示されていた1877年製のスタインウェイのピアノです。ポールは2011年7月に公演のためデトロイトを訪れた際に同館を見学し、マーヴィン・ゲイやスティーヴィー・ワンダーなどのレコーディングで使われたこのピアノを弾いてみようとしたところ、音がきちんと出ない状態であることを知り、修復への援助を申し出ました。作業は11年10月末からニューヨークにあるスタインウェイ・アンド・サンズの本社で行なわれていました。

『ビルボード』誌のウェブサイト(8月30日付)によると、ピアノは同博物館で11月後半からの公開を予定しているといいます。

オノ・ヨーコとショーン・レノンが「アーティスツ・アゲインスト・フラッキング」の立ち上げを発表

オノ・ヨーコとショーン・レノンは8月29日にニューヨークで記者会見を行ない、「フラッキング」と呼ばれる方法を使ったシェールガス(非従来型の天然ガス)の採掘に反対するキャンペーン「アーティスツ・アゲインスト・フラッキング」の立ち上げを発表しました。

シェールガスの開発は現在アメリカでブームとなっていますが、ヨーコとショーンはこれが地下水を汚染し、環境破壊をもたらすとして「フラッキング」への反対を呼びかけています。

「アーティスツ・アゲインスト・フラッキング」はすでにキャンペーン・サイトも始動しており、ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事に宛てた署名やメッセージを送るフォームが用意されています。

サイトに名を連ねている賛同者のなかにはポール・マッカートニーとナンシー・シェヴェル、リンゴ・スター、ジュリアン・レノン、キョーコ・オノ・コックスが含まれ、ほかに音楽界からはレディー・ガガ、B-52s、ビースティ・ボーイズ、チボ・マット、シャーロット・ケンプ・ミュール、ルーファス・ウェインライト、マーサ・ウェインライト、マーク・ロンソン、フレーミング・リップス、パティ・スミス・グループ、ロバータ・フラック、ボニー・レイット、ベック、シゾー・シスターズ、デヴィッド・クロスビー、グレアム・ナッシュ、ジョー・ウォルシュ、トッド・ラングレン、スティーヴ・ルカサー、リチャード・ペイジ、グレッグ・ローリー、マーク・リヴェラなど、映画・テレビ界からはロバート・デ・ニーロ、リチャード・ギア、アレック・ボールドウィン、リヴ・タイラー、キャリー・フィッシャー、アン・ハサウェイ、グウィネス・パルトロウ、ジミー・ファロンなどの名前が確認できます。

会見当日の写真は、AFP通信の記事(8月30日付)などで見ることができます。

ショーンは8月27日、この問題について『ニューヨーク・タイムズ』紙に意見を寄せ(同日付電子版に掲載)、地元説明会におけるガス会社側の強引なやり方を批判し、かつてジョン・レノンが購入したニューヨーク州の農地も汚染の危機にあると訴えています。

オノ・ヨーコ、サーストン・ムーア、キム・ゴードンによるコラボレーション・アルバムが発売へ

オノ・ヨーコがソニック・ユースのサーストン・ムーア、キム・ゴードンとのコラボレーションを行なったアルバム『YOKOKIMTHURSTON』が、ショーン・レノンのレーベル、キメラ・ミュージックよりリリースされます。発売予定日は日本が9月19日、アメリカが9月25日です。

これは2011年にニューヨークのシアー・サウンド・スタジオで録音された6曲を収めたもので、そのなかの1曲「Early In The Morning」は東日本大震災のチャリティ・シングルとして今年6月に1000枚限定のアナログ盤(6月5日アメリカ発売)とダウンロード配信(6月19日開始)によりリリースされていました。

このシングルの収益は、震災で親を失った子どもたちの心のケアセンター、東北レインボーハウス(仮称)の建設を進めているあしなが育英会に寄付されることになっています。

    

« 2012年8月 | トップページ | 2012年10月 »

2021年6月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      

Twitter