ポール・マッカートニーがロンドン・オリンピック開会式で「ヘイ・ジュード」などを演奏
7月27日(日本時間では28日)にロンドンのオリンピック・スタジアムで開かれたロンドン・オリンピック開会式のフィナーレに、ポール・マッカートニーが登場しました。
ポールはかねてから噂されていた「ヘイ・ジュード」と、その前に「ジ・エンド」を演奏。ステージ、選手、関係者、出演者、観客が一体となって「ヘイ・ジュード」のコーラスを歌う風景は、日本でもさまざまなメディアで大きく報じられました。
当日の報道写真はこちらなど、「ヘイ・ジュード」を含む開会式の映像はロンドン五輪公式競技動画(いきなり広告映像が始まりますのでご注意ください)で見ることができます。
ポールは同日、自身の公式ツイッターを通じて「すごい、すばらしい、ほんとうに素敵な夜だった」「最高の開会式だった」とコメントし、「ヘイ・ジュード」の歌い出しで起きた音声トラブルについては「プレイバックを使うかもという話はあったが、ぼくらはそうしないことを決め、ライブ、ライブ、ライブで通した」と述べました。また、エリザベス女王の登場シーンに触れて「女王陛下があんなに上手いパラシュート乗りだったとは」とユーモアを交えたツイートも行なっています。
ポールのツイッターにはこのほか、当日の出番前の様子などを写した写真もいろいろ掲載されています。
ポールの公式サイト(7月30日付)によると、この開会式をイギリスだけで2700万人が視聴し、英国内における視聴者数としては最近15年間で最大だったといいます。
オリンピック開会式ではこのほか、アークティック・モンキーズが「カム・トゥゲザー」を演奏したほか、ビートルズの「シー・ラヴズ・ユー」、ローリング・ストーンズの「サティスファクション」、クイーンの「ボヘミアン・ラプソディ」、エリック・クラプトンの「ワンダフル・トゥナイト」など、数多くのブリティッシュ・ロックの名曲がサウンドトラックとして用いられました。プレイリストは『NME』誌のウェブサイト(7月27日付)に掲載されています。
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