『ベイビーズ・イン・ブラック』 アストリットとスチュの物語
アート・カレッジでジョン・レノンと親しくなりビートルズ初期のベース奏者になったスチュアート・サトクリフ(1940年6月23日エジンバラ生まれ)。画家としての将来を約束されていましたが、1961年4月10日にハンブルクで亡くなってから50年が過ぎました。
写真家で婚約者だったアストリット・キルヒヘルとスチュの物語は映画『バック・ビート』(1994年)や、ドキュメンタリー『スチュアート・サトクリフ 5人目のビートルズ』などで描かれてきましたが、ドイツのコミック作家の手で漫画化され、日本語版が出版されました。
漫画『ベイビーズ・イン・ブラック』はクラウス・フォアマンが初めてビートルズを観て興奮してアストリットに伝えにくるところから始まり、全編ハンブルクを舞台に、ビートルズとの友情をからめながら、史実に忠実に描かれています。
『バック・ビート』のような脚色もないので、ビートルズの歴史をよく知っている人ならわざわざ漫画で読まなくてもいいかもしれませんが、結末がわかっているだけに、ラスト・シーンの描き方はなるほどいいなと思いました。唐突に終わるフランス映画のような感じ。
スチュとアストリット、みんなが書きたい世界なんですね。
from 淡路和子
『ベイビーズ・イン・ブラック(BABY'S IN BLACK - THE STORY OF ASTRID KIRCHHERR & STUART SUTCLIFFE)』
2012年5月7日発売
著:アルネ・ベルストルフ
翻訳:岩本順子
発行:講談社
« リンゴ・スターの北米ツアーがスタート、「ドント・パス・ミー・バイ」などを演奏 | トップページ | ポール・マッカートニーがロン・ウッドのテレビ番組に出演 »
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- ジョージ・マーティン『ザ・ビートルズ・サウンドを創った男 耳こそはすべて』 新装版が発売(2016.12.23)
- 『BEATLES 太陽を追いかけて』 星加ルミ子による冒険心あふれるドキュメントが文庫化(2013.10.31)
- 『週刊朝日』にポール・マッカートニーのインタビュー掲載 「僕らのショウを観にきてごらん、なぜ僕がツアーをやるのかわかるから」(2013.10.13)
- HERS世代の音楽レビューにキャロル・キングとウイングス 『HERS』6月号(2013.05.14)
- ステラ・マッカートニー、来日前に日本に向けたインタビュー 「日本には私を理解してくれる女性がたくさんいます」(2013.05.05)
« リンゴ・スターの北米ツアーがスタート、「ドント・パス・ミー・バイ」などを演奏 | トップページ | ポール・マッカートニーがロン・ウッドのテレビ番組に出演 »


コメント