フロム・ビーの関係者

  • 広田寛治
    これまでの仕事や現在の研究テーマに関する情報をまとめていきます。
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フロム・ビー関係の本

2017年7月 4日 (火)

『MUSIC LIFE サージェント・ペパー・エディション』 ポール・マッカートニー日本公演2017特集も

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7月12日発売の『MUSIC LIFE サージェント・ペパー・エディション』は、世界中で大きな話題となっている『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』50周年と、2017年4月に行なわれたポール・マッカートニーの「ワン・オン・ワン ジャパン・ツアー2017」の二大特集です。

第1特集では、「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド50年史」と題して、前半では50周年記念盤発売で盛り上がる世界のようすと、『ペパー』誕生の瞬間から50周年記念盤発売までの『ペパー』の歩みとさまざまな記録を、写真を交えながら振り返ります。

ほかにも、50年前に日本で『ペパー』がいかに受け入れられたのか。さらにはメンバー4人の発言を振り返りながら『ペパー』神話がいかにして生まれ、変化してきたのかなども検証。さらには、日本盤帯の50年史、ペパー・音楽アイテム大集合、全高音質盤の紹介、衣装誕生秘話、収録曲の魅力を文字で表現する「音のからくり絵巻」など、多彩な内容でお届けします。
ライブ活動停止後の4人の写真で雑誌・書籍に使えるものは非常に限られていますが、ビートルズ・マンスリーの秘蔵写真をまとめた『LOOKING THROUGH YOU ザ・ビートルズ写真集』所収の写真を5点掲載することができました。

そして、『パパー』特集後半は、50周年記念盤を最先端の研究者の耳で徹底検証した世界最速のレポートです。リマスター盤、アウトテイク、ハイレゾ&5.1サラウンド、映像と4つのテーマでたっぷり26ページを使って分析しています。サウンド研究派大注目の特集です。

第2特集では、「ポール・マッカートニー日本公演2017の記録」と題して、ポールの「ワン・オン・ワン ジャパン・ツアー2017」を特集しています。

星加ルミ子さんの鑑賞記をはじめ、恒例となった「ツアー日記」や「武道館レポート」「東京ドーム3日間レポート」などのほか、ポールがコンサートで送った数々のメッセージ、演奏曲、ウイングス色の変化などからの検証、サウンドチェック参戦記、ファンの声など、2013年、2015年に続き、2017年のツアーもさまざまな視点から記録しています。

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SHINKO MUSIC MOOK
『MUSIC LIFE サージェント・ペパー・エディション』
2017年7月12日発売
発行/シンコーミュージック・エンタテイメント
本体1,400円

2017年6月13日 (火)

文藝別冊『キャロル・キング』 心に響く音楽を紡ぎ続けるシンガー・ソングライターの半生と音楽活動のすべて

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1960年代にすでにソングライターとして一時代を築き、70年代からはシンガー・ソングライターとして時代の先端を駆け抜け、21世紀に入っても輝かしい成功を収め続けているキャロル・キング。現代のポップ・ミュージック、シンガー・ソングライターの祖として、その評価はますます高まっています。その作品と人生をまとめ、魅力を語り尽くすムック、文藝別冊『キャロル・キング』が発売となりました。

巻頭グラビアではキャロルの『つづれおり』期から2016年のハイド・パーク公演まで、16ページを使ってカラー写真でたどります。第3章にある「すごいぞ! キャロル・キング」の証拠的な面もあります。

第1章は「キャロルを語る」。キャロルの参加を得てデビュー・アルバムをLAでレコーディングした五輪真弓さん。ゴフィン&キングから曲作りにも影響を受けているという伊藤銀次さん。そして、キャロルの歌を通じて海の向こうの動きを感じ取り勇気づけられたという作家の落合恵子さん。お三方がそれぞれキャロルの音楽との接点から魅力を語ります。

第2章は「キャロル・キングの半生」。その足跡を10の時代に区切り、音楽シーンに残した記録や音楽作品の全貌を写真で概観します。年譜は巻末に掲載。

第3章「探求」では、キャロルの音楽の魅力を5つのテーマで解説。キャロルのルーツとなった音楽は、キャロル自伝を翻訳しながら本に登場する曲の音源を集めていたという松田ようこさんが執筆。続いてキャロルとビートルズ、アメリカン・ポップスの歴史、日本、そして記録をもとに功績を検証する「すごいぞ! キャロル・キング」です。

第4章は「名曲物語」。作曲家時代の各時代の代表曲の収録盤や、自作自演時代のベスト盤を紹介しつつ、15曲をそれぞれ掘り下げて紹介しています。前半「ウィル・ユー・ラヴ・ミー・トゥモロー」「ロコモーション」「ナチュラル・ウーマン」などの執筆は小川真一さん。後半「イッツ・トゥー・レイト」「君の友だち」「ラヴ・メイクス・ザ・ワールド」などの執筆は天辰保文さん。

第5章「作品」では、キャロル・キングの全オリジナル・アルバムとライブ・アルバムを解説。執筆は金澤寿和さんと渡辺亨さん。トリビュート・アルバムや、映像作品、ミュージカル『ビューティフル』も紹介しています。

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キャロルは2012年に『キャロル・キング自伝 ナチュラル・ウーマン』を発表。翌年にはその自伝をもとにしたミュージカル『ビューティフル』が幕を開けました。トニー賞、ローレンス・オリヴィエ賞を受賞し、オリジナル・キャストのアルバムはグラミー賞を獲得し、ブロードウェイとロンドンでロングランを続けています。全米ツアー、全英ツアーに続き、2017年7月26日〜8月26日には日本キャストによって上演されます。

文藝別冊『キャロル・キング』
2017年6月13日発売
発行:河出書房新社
本体1,300円
A5判、192ページ


2017年3月25日 (土)

『MUSIC LIFE 1970年代ビートルズ物語』 4人とも活躍していた70年代のソロ活動とビートルズ

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3月29日発売のシンコー・ミュージック・ムック『ミュージック・ライフ』の特集は「1970年代ビートルズ物語」。1970年から79年までのビートルズにかかわる動きと、ジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スターのソロ活動を総まとめしました。タイトルはリンゴのソロ曲「Early 1970」の邦題に由来しています。

ビートルズはいつ解散したのかを考えるだけでも興味深いお題なのですが、1960年代から徐々に始まっていったソロ活動から特集は始まります。「4人はライバル」と題して4人のヒット曲やライブを比較検証し、「4人の交流・交友史」でメンバー同士の結びつきを示し、テーマ別研究で音楽シーン、ステージ衣装、日本における受容を掘り下げています。そして、これまでの「ビートルズ年鑑」で掲載してきた事件簿・年譜と作品ガイドを、1970年代の各年で作りました(カキマシタ〜)。

巻頭に、4月に来日するポール・マッカートニーの公演情報を4ページ。2016年のワン・オン・ワン・ツアーおよびデザート・トリップ・フェスの写真を載せています。

2016年はリンゴ・スター&ヒズ・オール・スター・バンドが日本にやって来ました。6ページにわたり、NHKホール公演の写真とともに、公演のレビューと、フロム・ビーのメール・マガジン「ビーメール」で募集した投稿を掲載しました。

続いて、ポールとリンゴ以外にも多数あった2016年のビートルズ関連の話題を写真で振り返っています。

巻末には「ビートルズ年鑑」の2016年版もあります。
日本では『ザ・ビートルズ史 誕生』の出版という大きな話題がありました。その著者マーク・ルイソンに独占インタビューしました。日本のことを聞いたら、ルイソンさんからルミコ・ホシカや『ミュージック・ライフ』のことを話しはじめて、感激!書評は野咲良さんに寄せてもらいました。

2016年に日本でもロングラン上映となったドキュメンタリー映画『ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK』。その企画にあたり映像調査に尽力した小川修身さんに、秘話を初めて明かしてもらいました。このお話を読んだらまた、DVDやブルーレイでこの映画を味わってください。

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シンコー・ミュージック・ムック
『MUSIC LIFE 1970年代ビートルズ物語』
2017年3月29日発売
発行/シンコーミュージック・エンタテイメント
本体1,400円

2016年12月15日 (木)

大人のロック!編『ザ・ビートルズ神話』 書き換えられた15のビートルズ神話

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2016年をしめくくる『大人のロック!』ムックは、3本の特集を通じて、ビートルズのプロジェクト、世界のビートルズ研究の最前線、日本のビートルズ受容を考える一冊です。

マーク・ルイソンの著書『ザ・ビートルズ史 誕生』の日本版が発売されましたが、この登場によって、これまで語り継がれてきたビートルズ神話はいかに書き直されたのでしょうか。プロローグとして、日本版発売にあたってのルイソンのインタビューを掲載しています。曰く「ただ事実に忠実に歴史を書いただけで、神話を書き換えようとしたわけではない」
そしてパート1「ザ・ビートルズ神話」で、15のテーマを設定して紹介しています(目次参照)。『ザ・ビートルズ史 誕生』は1962年までですが、ここではそれ以降の神話もとりあげています。

パート2「ライブ映画プロジェクトの全貌」では、47年ぶりの公式ドキュメンタリー映画とハリウッド・ボウルのライブ盤の発売という形で結実したプロジェクトの全貌を紹介し、その作品の見どころと聴きどころをマニアックに解説。映画『ザ・ビートルズ〜EIGHT DAYS A WEEK』の企画立案から尽力したマシュー・ホワイトさんのインタビュー、字幕を監修したピーター・ホンマさんからの寄稿もぜひ読んでください。プレミアに出席したリンゴ・スターとポール・マッカートニーの写真も載せました。

パート3「日本人はビートルズをどう歌ってきたのか」では、カバー50年史に名を刻む300組のミュージシャンを紹介。ビートルズのカバー・バージョンを収集してきた矢田部正昭さんによる検証です。日本公演50周年を迎えた日本でのカバー受容の歴史を織り交ぜながら、その全体像を関連未公開写真などとともに描きます。

好評の「名曲随想」は木屋もとみさんのビートルズ・ソング・エッセイ。「ビートルズが見た日本」は福岡耕造さんがビートルズ来日時に4人のたどった道や場所を写真でたどるフォト・エッセイで、日本武道館の内部など貴重な記録です。

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日経BPムック 大人のロック!編
『ザ・ビートルズ神話』
2016年12月16日発売
発行:日経BP社
本体1,600円
A4変型/148ページ/オールカラー

2016年12月14日 (水)

マーク・ルイソン著『ザ・ビートルズ史 誕生』 壮大な歴史書の三部作、その第一部が日本版に

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ビートルズ研究の第一人者マーク・ルイソンが25年の歳月をかけて執筆中の歴史書、その第1弾いよいよ日本版として刊行開始となりました。本国イギリスで『ALL THESE YEARS – TUNE IN』が発売されたのは2013年、日本版は『ザ・ビートルズ史 誕生』のタイトルで上下巻が発売されています。

fullmoon完成まで25年という三部構成の壮大な歴史書、その第一部
これはルイソン渾身のライフワークである三部作の第一部です。家系をたどって1849年から、ビートルズがレコード・デビューした1962年までが書かれています。現時点では、第二部(1963年から66年)は2020年に、第三部(1966年から70年)は2028年に脱稿の予定です。

fullmoonまったく新しい事実検証に基づく客観的なビートルズ史
ビートルズ史を構成する数多くの出会いや事件を、徹底した事実検証により次々と真相を解明、それらをビートルズ誕生という壮大な奇跡の物語のなかに位置づけた歴史書です。あらゆる検閲、後知恵、虚飾、推量を排し、事実のみに基づく中立的で客観的なまったく新しいビートルズ史が誕生しました。

fullmoon語り継がれてきたビートルズ神話を覆し、主観的な言説を排除
これまで語り継がれてきたビートルズ神話や伝説の数々が新たな事実として提示され、ビートルズ史が次々と塗り替えられていきます。現役世代の常識を覆し、主観的な言説に満ちた回想録に惑わされてきた後追い世代のマニアを驚嘆させます。

fullmoon本書第一部(上下巻)ではビートルズ誕生を描く
ルイソンが10年の歳月をかけて完成した第一部は、メンバーの誕生前(100年前に遡る4人の祖先誕生)から、ビートルズがレコード・デビューを果たし成功への手応えを感じはじめた1962年の大晦日までを描いています。そのボリュームは上下巻で合計1650ページ以上におよびます。

fullmoon250人以上にのぼる有名無名の関係者を取材
著者自身が行なったビートルズと密接にかかわる人物へのインタビューや取材は、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスンらビートルズのメンバー、ジョージ・マーティン、ニール・アスピノールらを含め、250人以上。さらに、伝記『ビートルズ』の著者ハンター・デイヴィス、広報担当だったトニー・バーロウ、リバプールのラジオMCであるスペンサー・リーらが所有する当時のインタビューや資料など、埋もれていた関係者のインタビューや取材記事や資料なども利用できるものはすべてチェック。

fullmoon利用しうるすべての一次資料を徹底的に調査
第一部の執筆のため調査に訪れた施設(レコード会社、ラジオ・テレビ局、図書館や博物館など)は、メンバーの故郷リバプールやロンドンなど英国内23か所、ドイツ、アメリカ8か所にのぼり、利用しうるすべての形態の一次資料(書簡、契約書、写真、音源など)を調査。また、世界中のコレクターやビートルズ研究者200人以上から寄せられた一次資料や情報も活用されています。

fullmoon調査の過程で発見された未公開写真を含む貴重な図版53点も
家族写真、小学校時代の集合写真、音楽を始めた頃の写真、ビートルズと出会う前に活躍していたブライアン・エプスタインやジョージ・マーティンの写真、クオリー・メン時代の写真、ハンブルク時代の写真、リバプールでトップの人気を得たデビュー前後の写真など、貴重なカラー写真4点を含む50点の写真と資料3点を掲載。

上下巻を通じて、とりわけビートルズのメンバーの新しい音楽との出会いと音楽的成長に焦点が当てられています。ビートルズ誕生物語が神話から歴史へ!

  

『ザ・ビートルズ史 誕生(上)』
『ザ・ビートルズ史 誕生(下)』
マーク・ルイソン著
山川真理、吉野由樹、松田ようこ訳
発行:河出書房新社
2016年12月2日発売
各巻本体4,900円

  

2016年9月21日 (水)

『MUSIC LIFE ザ・ビートルズ ライブの時代』 THE BEATLES LIVE ERA 1956-1966

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6冊目となるムック『ミュージック・ライフ』では、ドキュメンタリー映画『ザ・ビートルズ~EIGHT DAYS A WEEK - The Touring Years』の公開を記念して「ザ・ビートルズ ライブの時代」を大特集。この映画をきっかけにビートルズに初めて触れる方から往年のファンまで、ライブ活動時代の魅力を再発見しめるように編集しました。

巻頭は映画『ザ・ビートルズ~EIGHT DAYS A WEEK』と、新装発売されたアルバム『ライヴ・アット・ザ・ハリウッド・ボウル』の情報。映画製作の始まりから完成までを追い、注目点を押さえました。

「ライブの時代」特集のパート1では、1956年11月のクオリー・メン結成から、ビートルズ誕生、レコード・デビューを経て、66年8月29日の最後の公演まで、11年間に及ぶライブ活動を写真や資料をまじえながら1年ごとにふりかえります。マーク・ルイソンの新たな歴史書『ザ・ビートルズ史 誕生(上下巻)』(河出書房新社より2016年11月末発売)によってデビューまでの歴史は大きく書き換えられたため、本書ではその成果も参照しながらまとめています。

パート2では、ビートルズのライブ活動をさまざまなテーマから検証。まず、「書き換えられたビートルズのライブ活動の歴史とライブ活動の研究史について」と題して、広田寛治がビートルズのライブに関する主要な資料やこれまでの研究成果を紹介・整理しています。

ザ・バッド・ボーイズを率いた廣田龍人(リッキー)さんのインタビューでは、日本でもっとも長きにわたって真摯にビートルズ・ナンバーを弾き続けているミュージシャンとしての活動と、そのビートルズ観、ビートルズの圧倒的演奏力について語ってもらいました。

「ライブ時代の記者会見」では、ライブ・ツアー時に世界中で開かれた記者会見の蒐集分析に基づき、ビートルズ自身の言葉で紡ぎ出された知られざる名言の数々をまとめています。映画『EIGHT DAYS A WEEK』には記者会見の映像もしばしば登場しますので、ぜひ参考に。
「セットリストの変遷でたどるビートルズのライブ活動」では、現存する音源や資料を駆使してセットリストを再現、その特徴と変化を分析。
「ライブ時代のファッション」では、ビートルズのライブ・スタイルの変化とともに進化し続けたステージ衣装の変化と特徴を詳細に知ることができます。
「競演者で知るビートルズのライブ活動」では、島乙平さんが蒐集してきた公演プログラムやチケットという一次資料をもとに、ライブ日程から競演者までを再調査してリスト化。今後の研究の基礎資料を提供しています。
「ビートルズがライブ活動で使用した楽器・機材」では、各メンバーが使用した楽器・機材ごとに、その特徴や使われ方を解説しています。

最後の「ザ・ビートルズをテーマにした映画作品」では、10月1日から日本で公開されるノルウェー映画『イエスタデイ(BEATLES)』と、これまでのビートルズを題材とする映画14本を紹介。ビートルズの原曲が使われた『イエスタデイ』のプロデューサーに、ビートルズ愛に満ちた製作秘話などを本書のために明かしてもらいました。

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特別付録としてシンコーミュージック特製の写真集が付きます。付録、ライブ特集とも、長谷部宏さんが1966年に撮影した全米ツアーの写真とともにお楽しみください。

【9月29日追記】

この本の告知動画(15秒)がYouTubeのシンコーミュージック公式チャンネルで公開されました。この動画はシブヤテレビジョン(街頭ビジョン)の7ビジョンで放映されます。9月30日(金)の放映時刻は午前9時51分です。

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『MUSIC LIFE ザ・ビートルズ ライブの時代』
2016年9月28日発売
発行:シンコーミュージック・エンタテイメント
本体1,500円
特別付録『ザ・ビートルズU.S.ツアー1966フォト・ブック』(B5/36ページ)

2016年6月16日 (木)

『MUSIC LIFE ザ・ビートルズ日本公演1966』 日本滞在記録をドキュメント

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『ザ・ビートルズ来日前夜』に続いて『ミュージック・ライフ』の日本公演50周年記念第2弾、『ザ・ビートルズ日本公演1966』が6月17日に発売。ビートルズの日本滞在記録、5回のステージ、日本に残した音楽遺産の全貌をお届けします。

特集の第1部「ザ・ビートルズ日本滞在103時間ドキュメント」は、カラー46ページを使って、全5回の日本公演のもようと、彼らとともに過ごした人々の貴重な記録写真や証言を軸に、ビートルズの日本滞在5日間を未公開ステージ写真も含む多数の写真やメモラビリアとともに視覚的に追いかけます。

第2部「50年後に知る日本公演」では、当時ビートルズにもっとも接近した人々へや、武道館で彼らの音楽に触発された人々へのインタビューに加え、50年間にわたるビートルズ日本公演研究の成果をふまえて、ビートルズの日本公演の全貌を記者会見、ファッション、使用楽器や機材、演奏法、残された映像や音という5つの視点から掘り下げました。

来日時のビートルズと直接会った人のうち、加山雄三さんと星加ルミ子さんは当時のできごとをこれまで以上に細部にわたるまで語り下ろしています。ビートルズ日本公演の前座としてステージに立ったミュージシャンからは、ロカビリーやアメリカン・ポップスの黄金時代を担った尾藤イサオさん、ビートルズ来日とともにGS黄金時代の扉を開けたブルー・コメッツのジャッキー吉川さんがさまざまな新事実を含めて当時のできごとをたっぷりと。さらに、武道館でビートルズに触発されのちに日本のロック・シーンを切り開くことになったミッキー吉野さん、3回の公演を鑑賞し現在は切り絵作家としてビートルズを題材にした作品も発表している横倉絹枝さんが貴重な体験を語っています。

「音楽遺産」シリーズでは、1960年代に日本で発売されたビートルズのシングル47点、EP14点、LP21点、合計82点のレコードを600カット以上の画像で細部までカラーで紹介しました。

最後に、2016年に訃報が伝えられたプロデューサー、ジョージ・マーティンの90年の生涯とその作品、偉業を振り返っています。

これまで出たムックの『ミュージック・ライフ』よりも48ページ増量の196ページ。
アマゾンで目次のほか9ページ分が立ち読みできるようになっています。
フロム・ビーの広田がツイッターでこのムックの内容を紹介しており、広田のブログにまとまっていますのでご参考に。

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【11月18日追記】
『MUSIC LIFE ザ・ビートルズ日本公演1966』がアマゾンのプリント・オン・デマンドで11月21日より販売されることになりました。注文に応じて1冊からでも印刷および出荷されます。価格は従来よりも少し上がります。

【11月28日追記】
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写真の上がプリント・オン・デマンド版で、下が初版です。オン・デマンド版は広告が省かれ、その他は初版どおりに印刷されています。本文の紙が異なるので、厳密には発色に少し違いはありますがほぼ同等。初版の表紙および背表紙のゴールドが出せないので、オン・デマンドでは代替の色になっています。

SHINKO MUSIC MOOK
『MUSIC LIFE ザ・ビートルズ日本公演1966』オンデマンド
2016年11月21日発売
発行:シンコーミュージック・エンタテイメント
税込2,376円

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『MUSIC LIFE ザ・ビートルズ日本公演1966』

2016年6月17日発売
発行:シンコーミュージック・エンタテイメント
本体1,800円+消費税

『MUSIC LIFE ザ・ビートルズ来日前夜』もご一緒に。downwardleft


2016年6月 6日 (月)

『LOOKING THROUGH YOU ザ・ビートルズ写真集』 ビートルズとともに歩んだマンスリーの秘蔵写真

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「マンスリー」の通称で親しまれた公認月刊雑誌『ザ・ビートルズ・ブック』のために独占撮影された写真400点以上を収めた本『LOOKING THROUGH YOU』(2015年)の日本版が6月8日に発売。1963年から68年まで、ライブやフォト・セッション、映画ロケ地、レコーディング・スタジオなどにおいて、ビートルズをもっとも近くでとらえた写真です。

『ザ・ビートルズ・ブック』は出版社ビート・パブリケーションズのショーン・オマホニー(筆名ジョニー・ディーン)が企画し、エプスタインとビートルズのメンバーに認められ発行されたビートルズ専門誌。専属カメラマンのレズリー・ブライスによるフォト・セッションは40回以上におよびます。

ビートルズをよく知る人には見覚えのある写真でも、リアルな裏話を読みながら見るとまた新鮮に映るでしょう。解散が近づくと、さすがのマンスリーも4人を撮る機会が減っていきます。少し寂しさを感じますが、それもまたビートルズの歴史とともに歩んだ雑誌だからこそ。

序文を寄せているジョー・アダムスはオマホニーの娘。イントロダクションとして、ビートルズ専門ライターのアンディ・ニールがマンスリーの歴史について詳しく書いています。日本版の本の見返しでは、1963年8月号から69年12月号まで、マンスリーの表紙をすべて見ることができます。

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付録としてカレンダーとポストカードが封入されています。カレンダーは日本独自のもので、シンコーミュージックのアーカイブ写真から長谷部宏さんが日本で撮影した写真を使った1966年の暦。2016年の3月以降は1966年と同じ曜日なので、すぐ使えますよ(祝祭日は66年当時のままです)。

from 淡路和子

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LOOKING THROUGH YOU ザ・ビートルズ写真集 
2016年6月8日発売
発行:シンコーミュージック・エンタテイメント
本体8,000円
限定1,500部/ハードカバー、ケース入り

2016年2月 4日 (木)

『MUSIC LIFE ザ・ビートルズ来日前夜』 日本公演50周年記念第1弾

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2016年、ビートルズ日本公演50周年ですね。日本でビートルズが初めて紹介されてから日本公演決定に至るまで道のりを特集したシンコー・ミュージック・ムック『ミュージック・ライフ』が2月8日に発売となります。

特集「ザ・ビートルズ来日前夜」では、11月に開催された「パワースポット・オブ・ザ・ビートルズ」のレポートを兼ねて星加ルミ子さんのトーク(ゲストに長谷部宏さん)をプロローグとして掲載。続いて、1963年から66年前半まで各年の日本の洋楽ヒットをまとめつつ、当時の『ミュージック・ライフ』の表紙や誌面とあわせて、日本とビートルズの接点をつないでいきます。

2015年の目玉といえば新装発売された『ザ・ビートルズ1』。特集「ここが見どころ聴きどころ」では、収録された全ビデオ・クリップとリミックス・アルバムについて、各分野のみなさんからレビューを寄せていただきました。同じ曲や映像でも注目するポイントが違ったり、評価が分かれたり、そんなところもお楽しみください。

ポール・マッカートニーのアーカイブ・シリーズからは『タッグ・オブ・ウォー』『パイプス・オブ・ピース』が発売されましたので、スーパー・デラックス・エディションを詳細に紹介し、各曲の解析をお届けします。

保存版特集「音楽遺産」シリーズはアメリカ盤、イギリス盤アルバム編に続いて、3回目はイギリス盤のシングル編です。

巻頭は「ゆく年くる年」でビートルズ周辺の2015年を写真とともに振り返り、巻末の「ビートルズ年鑑」で事件簿と作品集をまとめています。新譜からリンゴのアルバムと写真集、トリビュート・コンサート『ジョージ・フェスト』をフィーチャーしました。

表紙は来日前の公演地、ドイツの空港に到着した4人です。

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【2016年2月10日追記】
amazonでもくじと「ビートルズ来日までの道」から4ページ分が公開されました。

SHINKO MUSIC MOOK
『MUSIC LIFE ザ・ビートルズ来日前夜』
2016年2月8日発売
発行:シンコーミュージック・エンタテイメント
本体1,400円

SHINKO MUSIC MOOK
『MUSIC LIFE ザ・ビートルズ来日前夜』オンデマンド
アマゾン プリント・オン・デマンド
2017年7月3日発売
本体1,680円

2015年12月 8日 (火)

大人のロック!特別編集『ザ・ビートルズ 奇跡のサウンド』 THE BEATLES MUSICAL HERITAGE

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これまでの作品ガイドとは異なり、レコーディング、ライブ、ラジオ・テレビ出演、映画、ミュージックビデオと、それぞれの活動の全貌をたどりながら、そのなかに発表された作品を位置づけながら、その作品の見どころ聴きどころを紹介しています。

《内容》
プロローグ 
ザ・ビートルズ奇跡のサウンド 広田寛治
大林宣彦が語るビートルズの映画・映像、音楽…秘話
優れた芸術は時代を映すジャーナリズム 
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《究極のベスト『ザ・ビートルズ1』徹底ガイド》
新たなサウンドと美しい映像で生まれ変わった『ザ・ビートルズ1』 山川真理
ちょっと大人のロック!な鑑賞法
one歴史をふまえながら2015年版リミックスによるサウンドの“進化”を楽しむ 川原伸司
two使用楽器の変遷を映像で辿りながらサウンドの変化を楽しむ 岩根謙一
three衣装に注目して観ると時代の先端のファッションを楽しむことができる 吉野由樹
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Part 1ミュージックビデオの全貌と作品 山川真理
ビートルズ時代から解散後に制作されたものまで、『ビートルズ1』未収録作品も含め、ミュージックビデオの全作品(44曲82バージョン)を紹介しと収録作品を徹底ガイド。
《制作年度別ミュージックビデオ》
1965年6曲13バージョン、1966年2曲11バージョン、1967年4曲9バージョン、1968年3曲11バージョン、1969年4曲5バージョン、1970年3曲、1976年1曲2バージョン、1982年2曲4バージョン、1983年1曲3バージョン、1984年1曲2バージョン、1994年1曲2バージョン、1995年2曲、1999年1曲、2000年3曲、2003年4曲6バージョン、2006年2曲(メドレー)、2013年1曲、2015年3曲。
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Part 2 レコーディング活動の全貌と作品 吉野由樹、米村幸雄
60年代に発表されたイギリス・オリジナル盤を軸に、ビートルズのレコーディング活動を追いながらその作品の背景や魅力を浮き彫りにしていきます。
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Part 3 コンサート活動の全貌と作品 広田寛治
前身バンドからアップル屋上でのコンサートまで、ビートルズのコンサート活動を18の時期に区分し、主要なコンサートのようすや演奏曲を整理しながら、それらが記録された作品を紹介しています。
cd
Part 4 ラジオ・テレビ出演の全貌と作品 野咲良
デビュー前のラジオ出演から1969年のメンバーの単独出演まで、ビートルズのラジオ(148回)・テレビ(126回)出演の全貌を整理しその内容と変化をたどります。
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Part 5 ビートルズ映画の全貌と作品 淡路和子
現役時代に製作された全主演映画の制作過程から近年の公開までをたどりながら、映画の背景から見どころ聴きどころまでをクローズアップ。
cd
名曲随想 木屋もとみ
みずみずしい感性でビートルズの楽曲の魅力を綴る「SONGS 名曲随想」。今回は「フロム・ミー・トゥ・ユー」から「ゲット・バック」まで7曲が登場。
cd
コラムDIG IT
デッカを蹴ったのはエプスタインだった(広田寛治)
2度にわたるドイツでのレコーディング(吉野由樹)
クオリーメン時代の録音に関するいくつかの新事実(山川真理)
ヨーロッパ、オーストラリア向けのミキシングについて考えてみた(米村幸雄)
実現しなかったビートルズ出演映画(淡路和子)

日経BPムック 大人のロック!特別編集
ザ・ビートルズ 奇跡のサウンド
全活動・全作品パーフェクトガイド
2015年12月16日発売
発行:日経BP社
本体1600円

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