フロム・ビーの関係者

  • 広田寛治
    これまでの仕事や現在の研究テーマに関する情報をまとめていきます。
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フロム・ビー関係の本

2019年12月14日 (土)

大人のロック!『プレイリストで聴くビートルズ』Play the Beatles by Playlists〜『アビイ・ロード』50周年盤検証も掲載

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ビートルズの功績のひとつに、アルバムを1枚の作品にまで高めたというものがありました。が、サブスクリプション時代には、ビートルズをちょっと違った角度から自由に楽しむことができます。ということで、ここではビートルズの名曲に遊び、音世界を探検し、歴史も学んでしまおうという33のプレイリストで提案するムックを作りました。もっと深くビートルズを聴きたい、知りたいという新しいファンのために、ビートルズの公式録音全213曲ガイドも掲載。12月17日発売です。

イントロダクション メンバー4人の個性と魅力を知るプレイリスト まずはメンバー紹介から。ジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スターそれぞれのビートルズ時代の個性を探るプレイリストです。

パート1⃣ プレイリストで遊ぶビートルズ  ビートルズが残した名曲の中から、さまざまなテーマで選んだラブソング、メッセージソングをはじめ、癒しの曲、物語世界に誘う曲、爆音で聴きたい曲、風変わりな曲など、9のプレイリストでビートルズの名曲の世界を遊び尽くします。

パート2⃣ プレイリストで聴くビートリーなサウンド ビートルズが残した数々の名曲の中から、衝撃的なイントロや印象的なエンディング、美しいハーモニーやコーラスワーク、ギターやベースやドラムやピアノなど、さまざまな楽器を使った曲、クラシック風味の曲、一緒にハンドクラップできる曲やユニークな音作りの曲まで、9のプレイリストでビートルズサウンドを探求する旅に誘います。

パート3⃣ プレイリストでたどるビートルズ史 ビートルズが公式に録音した213曲を軸に、ロックへの目覚めからデビューへの道程、少年時代や故郷を想う歌、触発されたルーツミュージシャンのカバー曲、ライブ時代に生演奏されなかった曲、サウンド革命やサイケデリックサウンド時代への道程、同時代ミュージシャンに触発された曲、解散へと向かう長く曲がりいくねった道など、9のプレイリストでビートルズの歴史をたどります。

ビートルズ公式録音全213曲AtoZ ビートルズが公式に録音した全213曲をアルファベット順に並べて全曲を解説。プレイリストで紹介した楽曲をより深く知ることができると同時に、ビートルズが正式に残した音楽遺産の全貌を知ることができます。 


エピローグ  終わりなきビートルズの旅 ビートルズ時代に作りはじめていたソロ曲と、ビートルズ解散後にメンバーが共演した曲のプレイリストから、ソロ時代から現在まで続く終わりなき4人のビートルズの旅をたどります。

 

巻頭情報特集として、2019年の大ヒット映画『イエスタデイ』のビートリーな楽しみ方を6ページにわたって掲載しています。製作から公開までの道から、ビートリーな鑑賞法、サウンドトラックまで、これから観ようという方にも、もう一度観たいと思っている方にもやさしい鑑賞ガイド。見逃せないポイントをネタバレなしに、松田ようこさんが紹介しています。

 

第2特集はアルバム『アビイ・ロード』50周年記念エディション徹底検証。50周年盤発売までの過程や8通りのアイテムの全貌、記念イベントに出席したポール・マッカートニーやリンゴ・スターの写真も載せています。続いて、マーク・ルイソンの新説を研究家の野咲良さんが独自に調査・考察してまとめた「『ゲット・バック』から『アビイ・ロード』へ」。新旧ステレオ・ミックスの比較は『ビートルズ10』のパーソナリティでもある音楽家のカンケさん、アウトテイク集のセッションズは野咲良さん、ブルーレイディスクは目黒研さんに執筆していただきました。コラムでは横野正憲さんに珍しい『アビイ・ロード』コレクションを提供していただき、「ナニコレ珍道路」などコレクターでなくても楽しめますのでぜひご覧ください。


日経BPムック 大人のロック!編
プレイリストで聴くビートルズ 
2019年12月17日発売
発行:日経BP 本体2,000円

 

2019年10月 3日 (木)

『MUSIC LIFE ビートルズ主演映画』 グループ現役時代の映画全5作の全貌


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ビートルズのアルバムや楽曲やライブ活動をテーマにした本はたくさんありますが、活動の重要な柱の一つだったにもかかわらず、これまでビートルズの映画をしっかりと1冊にまとめた本はありませんでした。近年ビートルズをテーマにした良質な映画が公開され評判になることが多くなり、そこからビートルズに関心を持つ人も増えてきました。そんな新しいファンの方にも、ぜひ本家ビートルズの映画を楽しんでほしい。そんな思いを込めて、主演映画をしっかりと紹介するムックを作りました。

 

ビートルズが現役時代に主演した映画は、アニメーションを含めて全部で5本あります。1964年はビートルズの一日を描いた(かつてセミドキュメンタリーとも呼ばれた)『ハード・デイズ・ナイト』、1965年のスリラー仕立てのドタバタ・コメディ『ヘルプ!』、1967年のサイケデリックな自主製作作品『マジカル・ミステリー・ツアー』、1968年にアニメ映画に新風を吹き込んだ『イエロー・サブマリン』、そして1970年にはアルバム制作過程を追ったドキュメンタリー『レット・イット・ビー』。当時はビートルズの魅力や映画そのものの魅力で多くの話題を集めましたが、現在の目で振り返ってみると、そのすべてが異なる手法で描かれており、作品一つ一つが音楽映画の世界を変化させる影響力を持つ作品であったことがわかります。

 

そんなことを踏まえながら、今回のムックでは、ビートルズ映画を初めて観る方から、もう何度も観ている方にも楽しんでいただけるように編集しました。

 

パート1⃣では、それぞれの映画の基本事項をさまざまな関連写真とともに整理。ビートルズ主演映画の歴史をたどりながら、出演者や制作スタッフ、プロジェクト始動、サウンドトラックの録音、撮影から完成までの過程、そして、サントラ・アルバムの発売と映画の公開までを整理しています。カラー写真とともにお楽しみください。

 

続くパート2⃣は「ビートルズ主演映画を極める」と題して、それぞれの映画を以下のさまざまな視点から詳しく解説しています。
🎬サウンドトラック全楽曲リスト(アルバム未収録曲を含みます)
🎬名場面と聴きどころ(演奏曲でたどります)
🎬メイキング映像の解説(『レット・イット・ビー」を除き、1本のメイキング・ドキュメンタリーとして作られた作品)
🎬映画の中のファッション(アニメのキャラクターを含む全5作の衣装)
🎬映画の中の楽器(『イエロー・サブマリン』を除く)
🎬サウンドトラックの全貌(初期2作のみ)

 

ほかに、好評いただいている木屋もとみさんのエッセイ「音が紡ぐ物語」では、それぞれの映画で流れる曲から、「恋におちたら」「アイ・ニード・ユー」「マジカル・ミステリー・ツアー」「エリナー・リグビー」「ドント・レット・ミー・ダウン」を取り上げています。

 

巻末の関連映画情報では、『ハード・デイズ・ナイト』のキネマ最響上映や、『イエスタデイ』などを紹介しています。

 

この本をきっかけに多くの方にビートルズ映画の魅力に触れていただければと思います。

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SHINKO MUSIC MOOK
『MUSIC LIFE ビートルズ主演映画』
発行:シンコーミュージック・エンタテイメント 
2019年10月8日発売
本体1,400円

 

 

2019年7月 7日 (日)

年代記第3弾〜『MUSIC LIFE 1990年代のビートルズ』 伝説への昇華

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MUSIC LIFEでは、解散後の「ビートルズ史」を『1970年代ビートルズ物語』『ザ・ビートルズ 1980年代の蘇生』と10年単位で描いてきましたが、7月8日発売の今号ではその第3弾として『1990年代のビートルズ』を大特集。1990年代の10年間の事件簿と年譜、関連リリース作品を整理しながら、現在もなお続く「ビートルズ史」の流れのなか、90年代をビートルズが新たな伝説へと昇華する10年として位置付けています。

 

パート1⃣[ビートルズを伝承するライブ活動]

1990年代前半を中心としたソロ活動を「ビートルズを伝承するライブ活動」の時代と捉え、ポール、ジョージ、リンゴが、あたかもビートルズの伝道師であるかのように、新しく生まれたビートルズ・ファンにもビートルズを伝承し始めたことを描きます。

パート2⃣[歴史を総括するアンソロジー・プロジェクト]

残されたメンバーが力を合わせて、アウトテイク音源や未公開映像などを交えて自分たちの手でビートルズの歴史を総括するアンソロジー・プロジェクトを検証。次々と発表された作品は世界中で爆発的なセールスを記録し、ビートルズは事実に基づく新たな伝説へと昇華、ビートルズ研究も一気に進展することになります。

パート3⃣[はかない命と永遠のメッセージ]

90年代には、リンゴの元妻モーリーン、ポールの妻リンダが相次いで病に倒れてこの世を去り、残されたメンバーたちはそれぞれに「愛こそはすべて」のスピリットを継承するかのように、さまざまな社会活動を展開しました。それが今日までも続いていることを展望します。

パート4⃣[20世紀を象徴する存在に]

90年代に入るとビートルズの「新譜」や周年記念盤のリリースが始まり、ビートルズやメンバーへのロック・レジェンドとしての顕彰が続きます。ミレニアム(千年紀)や世紀を代表するミュージシャンに選ばれ、歴史に残る存在へと昇華することを描いています。


特集の最後、「1990年代ザ・ビートルズ年鑑」で、100の事件簿と年譜、主な音楽作品を紹介しています。
なお、2000年〜2010年のビートルズ年鑑は『THE DIG Special Edition リンゴ・スター&ザ・ビートルズ』に載っています。

 

⭐️リンゴ・スター・アンド・ヒズ・オール・スター・バンド日本縦断ツアー2019

巻頭では、2019年3月27日の福岡公演から4月11日の大阪まで、日本を縦断する形で行なわれたリンゴ・スター・アンド・ヒズ・オール・スター・バンドの日本ツアーを24ページにわたって振り返ります。1989年以来5度目となる日本ツアーを整理しながら、今回の8都市11公演を紹介。演奏曲解説からステージに込められたメッセージ、全会場でのエピソードなどを、多数の写真を交えながらレポートしています。公演に行った人も、行けなかった人も、見てね。

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SHINKO MUSIC MOOK

『MUSIC LIFE 1990年代のビートルズ』 

発行:シンコーミュージック・エンタテイメント

2019年7月8日発売

本体1,400

 

 

 

 

 

2019年2月17日 (日)

『MUSIC LIFE ザ・ビートルズ ホワイト・アルバム・エディション』 ポールのツアー特集も掲載

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『MUSIC LIFE ザ・ビートルズ ホワイト・アルバム・エディション』が2月18日に発売。アルバム『ザ・ビートルズ』、通称ホワイト・アルバムの50周年記念盤特集と、ポール・マッカートニーのフレッシュン・アップ・ツアー特集の2本立てですが、盛りだくさんの内容となりました。

巻頭ではまず、2019年春のリンゴ・スター&ヒズ・オール・スター・バンド日本公演を紹介。続くグラビア「写真で振り返る2018年のビートルズ」で昨年1年間をながめながら、メンバーそれぞれの過去の偉業も見えてきます。

『ザ・ビートルズ(ホワイト・アルバム)』特集ではまず、横野正憲さんと仲間たちのコレクションで目の保養。アップル・レコード50周年でもあったので、関連するレコードやカセット、資料などあわせてご覧ください。
50周年盤については、ジャイルズ・マーティンの発言とともにその魅力を探ります。

そして各ディスクを掘り下げます。イーシャー・デモについては、ホワイト・アルバムをいちばん好きなアルバムに挙げる杉真理さん。2018ミックスについてはカンケさん。アウトテイク集のセッションズについては、カンケさんの番組出演時のお話も好評だった野咲良さん。ハイレゾ音源については目黒研さん。難波弘之さんとパウロ鈴木さんのお話は写真家・福岡耕造さん主催のイベントからです。

木屋もとみさんの「音が紡ぐ物語」はホワイト・アルバム収録曲にまつわるエッセイ。元『クロスビート』編集長の荒野政寿さんがインドのリシケシュで撮影したゆかりの地の写真とともにお楽しみください。

後半はポール・マッカートニーのフレッシュン・アップ・ツアー特集。日本公演だけでなく、2018年のツアー全体をレポートしています。新アルバム『エジプト・ステーション』発売時のプロモーション・ライブに始まり、新たに始まったツアーについて、各地の写真とファンの体験談をまじえてまとめました。

サウンドチェック参戦記の中井庸裕さんは、バンドのギタリストであるブライアン・レイとのインタビューを試み、メールでのQ&Aをここに掲載することができました。日本のファンの質問に答えてくれた貴重なお話です。

ポールの公演会場ではミート・フリー・マンデーのPRブースが常設となりましたが、日本のスタッフの一人である小城徳勇さんに活動を報告してもらいました。以前の「ベジタリアンの音楽」特集とあわせて読んで読んでください。

巻末は「ザ・ビートルズ年鑑2018」。1年間の事件簿と音楽作品をまとめ、話題のリリースとしてウイングスの初期2作と、エリック・クラプトンの本と映画をピックアップしています。『エリック・クラプトン自叙伝』がシンコーミュージックから新たに発売されたので、ホワイト・アルバムに関するテキストを抜粋して掲載しています。ここに掲載した長谷部宏さん撮影の写真はドキュメンタリー映画『エリック・クラプトン—12小節の人生—』で使われたものです。

「訃報」のページではジェフ・エメリックについてとくに詳しく載せました。これとは別に、追悼としてエメリックのロング・インタビュー「ビートルズとともに歩んだレコーディング人生」を掲載しています。

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『MUSIC LIFE ザ・ビートルズ ホワイト・アルバム・エディション』
2019年2月18日発売
発行:シンコーミュージック・エンタテイメント
本体1,400円

2019年2月12日 (火)

重版出来! 文藝別冊『増補新版クイーン』伝説のチャンピオン

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文藝別冊・KAWADE夢ムック『増補新版クイーン』が増刷されました。2003年発売の『クイーン』を増補した2011年の『増補新版クイーン』から内容は変更ありませんが、発売からだいぶ経つのであらためてご紹介します。

巻頭カラー・グラビア(8ページ)に続くパート「クイーンの歩み」は、ブライアン・メイロジャー・テイラーの長文インタビュー「メンバーの言葉で綴るクイーン誕生からフレディ・マーキュリーの最期まで」。英音楽誌『MOJO』1999年8月号に掲載された記事の翻訳です(短いコラム「クイーンこの10曲」が挟まります)。この歴史を増補する形で勝山かほるさんに「ショーは続く」を書いてもらい、ユニバーサル ミュージックの原田実さんに2011年当時の状況を語ってもらいました。
フロム・ビーの広田寛治の「日本でのクイーン神話の検証」も日本史としてここに載っています。

パート「クイーンの魅力」はインタビューや評論・エッセイ。世良公則さん、『ミュージック・ライフ』元編集長で数多くクイーンを取材した東郷かおる子さん、ブライアン・メイのプロデュースで「クレイジー・ナイツ」を発表した本田美奈子さん、石井一孝さん、日本担当ディレクターだった藤村美智子さん(当時EMIミュージック・ジャパン)が語り、トリビュート・バンドGUEEN(グイーン)のフレディ波多江さんとブライアン井口さんとスパイク山田さんの座談会もあります。
評論は和久井光司さんと広田寛治。エッセイは勝山かほるさんの「ロンドン、モントルーのクイーンゆかりの地を訪ねて」。

パート「クイーンの音楽活動と作品」はクイーンのディスコグラフィとソロ作の紹介やブック・ガイド。「記録でたどるクイーンの功績」は2011年時点の増補です。

あいまに、4コマまんがとイラスト「ミーハー少女的イメージ・ファイル」もお楽しみください。作者は90年代に『ミュージック・ライフ』の「お騒がせ編集部」でイラストを描いていたTurnerさんです。

増刷分は「映画ボヘミアン・ラプソディ大ヒット!」のシール付きで、まるで新刊のように書店に並んでいたところ品切れが続き、勢い止まらず、1月末に7刷が決まっています。

【2月25日追記】
『増補新版クイーン』の8刷ができました。

文藝別冊・KAWADE夢ムック『増補新版クイーン』
2011年8月17日発売
発行:河出書房新社
本体1,200円

以下は2003年の文藝別冊『クイーン』なのでお間違いのないよう。少しでも情報が更新されている増補新版のほうを買ってください。


2018年12月 8日 (土)

大人のロック!編『ザ・ビートルズの世界地図』 ビートルズの活動と作品をあらゆるマップで解説 THE BEATLES WORLD ATLAS

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真っ白な世界地図にビートルズの足跡を記してみる。

作曲地、曲作りに影響を受けたミュージシャンや作品や事件、コンサート開催地や中継地、映画や映像の撮影地、ラジオ・テレビ収録地、さらにはメンバーのプライベートな生活地からプライベートな旅行地まで。コツコツ、コツコツ、半年におよぶ細かな検証作業を通じて、ビートルズの世界地図がようやく完成しました。
解説は初心者の方にも全体図がつかめるようにしていますので、マニアの方はこれまで得た知識を総動員して、地図と表をじっくり読み込んでいただければと思います。

パート「ビートルズの名曲はどこで生まれたのか」はアルバム別世界地図。ビートルズの公式213曲の曲作りに関連した国や地域や都市をオリジナル・アルバム13タイトル(とパスト・マスターズ)ごとの世界地図で表現しました。

パート「ビートルズは世界のどこで演奏したのか」はライブ&ツアーの国別・地域別地図。世界をイギリスとアイルランド(13地区に分類)、ヨーロッパ(7カ国を5地区に分類)、北アメリカ(2カ国5地区に分類)、オセアニアとアジア(5カ国を4地区に分類)の4地域16カ国27地区に分類して地図を作成。それぞれの地域と国と地区でのビートルズのライブ活動を地図上に整理し、都市ごとの開催リストを作成して解説しました。

パート「ビートルズの映像はどこで撮影され、テレビ・ラジオ番組はどこで収録されたのか」はビートルズの映画・プロモ撮影地&テレビ・ラジオ収録地。ビートル5本の主演映画作品それぞれの撮影地、イギリスのテレビ出演地、アメリカ・ヨーロッパのテレビ出演地、イギリスのラジオ出演、プロモーションクリップと9つのテーマで地図を作成して解説しました。

パート「ビートルズはどこでどんな生活を送りプライベートにどこを旅したのか」は4人の生活&プライベート旅行地図。リバプールやハンブルク、ロンドンの住まいを8つのテーマで、4人が生活を楽しんだ場所(通ったレコード店・楽器店、観客として出入りしたクラブや劇場など)を7つのテーマで、そして彼らの休暇旅行先を年度別に8つのマップに、23のテーマで地図上に整理し表にまとめて解説しました。

そして、プロローグとエピローグでは、ビートルズの現役時代の世界地図と、それが現在どのように広がったのかを、4枚の地図でまとめました。

ビートルズの名曲を聴きながら地図を眺めたり、地図を眺めながらビートルズの妄想旅行を楽しんだり、実際にこの地図を片手にビートルズの旅路を辿ったり、これまでとは違うさまざまなビートルズの楽しみ方ができそうです。

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日経BPムック 大人のロック!編
ザ・ビートルズの世界地図
2018年12月11日発売
日経BP社
本体2,000円

2018年7月 4日 (水)

『MUSIC LIFE ザ・ビートルズ 1980年代の蘇生』 All Those Years Ago

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2018年7月9日、ムック版『ミュージック・ライフ(MUSIC LIFE)』の記念すべき第10号が発売されます。

テーマは「ザ・ビートルズ 1980年代の蘇生」
今なお現役バンドに勝るとも劣らぬ活動を続ける伝説のビートルズ。現在も続く「ビートルズ史」にとって、1980年代は大転換期でした。この10年間にビートルズは伝説となり、新たな生命を授かり、蘇生して新たな歩みを続け今日に至っています。

本書では、「ビートルズ史」という視点から、80年代のビートルズ物語とソロ活動を再検証、ビートルズ伝説がいかにして生まれ、ビートルズがいかにして蘇生したのか、そしてメンバーによるビートルズ伝承活動がどのように始まったのか、その道程を描いています。

本書を通じて80年代の10年間に起きた個々のソロ活動やビートルズをめぐるさまざまな出来事が、総体としてビートルズ伝説を生み、ビートルズを蘇生させ、それが今日まで続いていることを、大きな流れとしてつかんでいただければ幸いです。

特集は大きく3つのパートで構成されています。
ビートルズ伝説の誕生1980-1984
1980年から84年まで5年間は、ビートルズ伝説が誕生した時期。ジョンの死、ウイングスの解散、デビュー20周年など記念日でのビートルズ人気再燃、ビートルズの未発表音源の発掘などを通じて、ビートル伝説が確固としたものになっていきます。ソロ活動も、ライバル時代から協力時代へと変化し、メンバーそれぞれがみずからの活動のなかにビートルズ時代を位置付けようとする努力が始まります。

ビートルズの蘇生1985-1989
1985年から89年までの5年間は、伝説のビートルズが現役のバンドであるかのように蘇生した時期。ロックンロール誕生から30年以上を経て、ロック・シーンを新時代に導いた存在としてのビートルズが再評価・顕彰される時代になりました。ビートルズをめぐる権利関係も解決へ向かい、デジタル時代が到来し、ビートルズの音源が統一されてCD化の開始によって、ビートルズが新たなファンを獲得するなか、伝説のビートルズとして蘇生します。ソロ活動にもビートルズ的なものを取り入れるようになり、メンバー4人がそれぞれのやり方で、あたかも伝道師であるかのようにビートルズを中心としたライブ活動を開始します。

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1980年代のビートルズとメンバーのソロ活動を、1年ごとに4ページを使って、事件簿、年譜、作品の3点から整理。10年間の足跡を便利な年鑑形式で一覧できるようにしています。

巻頭の情報ページ
巻頭の情報ページでは、6月25日にまでに得られた情報をもとに、ポール・マッカートニーの新曲とニュー・アルバム『エジプト・ステーション』に関連する情報を整理しています。

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SHINKO MUSIC MOOK
『MUSIC LIFE ザ・ビートルズ 1980年代の蘇生』
2018年7月9日発売
発行:シンコーミュージック・エンタテイメント
本体1,400円+消費税

2018年6月18日 (月)

発掘!来日写真集付き『MUSIC LIFE ザ・ビートルズ日本公演1966 特別版』

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2016年発売の日本公演特集ムックが小冊子付きの『MUSIC LIFE ザ・ビートルズ日本公演1966 特別版』として2018年6月18日に発売されました。

付録の小冊子(A5判20ページ)は最近発見された阿部克自(K. Abe)さんの撮影によるビートルズ来日時の写真集です。

本誌の本文ページの紙も変わりました。
巻末の関連情報のページは設けず、関連書籍の広告に差し替えとなっています。

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【重版出来!7月9日追記】

今回発掘された写真については、6月12日の『読売新聞』朝刊と『日刊スポーツ』『ミュージックライフ・クラブ』、6月16日にNHKニュース、6月23日の『読売新聞』朝刊(2度目)、7月3日発売の『週刊アサヒ芸能』で取り上げられました。

故阿部克自さんはジャズ・ミュージシャンを撮っていた写真家で、このたび写真を発見したご遺族にはビートルズを撮影したことさえ明かしていませんでした。海外の通信社や特派員協会または空港からの依頼で撮影し使われなかったものが手もとに残っていたことが予想されますが、今となっては確かめるすべはありません。もしかしたら本誌の表紙や誌面に載せた通信社の写真に阿部さん撮影の写真が含まれているのかもしれません。

発掘された写真は空港到着時と公演初日と7月2日の最終公演です。全59点ありますが、これらだけでは1冊の本にはならないので、掲載にふさわしい場所として『ミュージック・ライフ』の日本公演号が選ばれ、付録を作ることになったのです。

小冊子の写真集は2点だけあるカラー写真を表紙と裏表紙に使い、本文ページに白黒の28点を掲載しています。ドキュメンタリー映画『ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK - The Touring Years』のため日本の記録資料を調査した小川修身さんとフロム・ビーの広田寛治が、今回発見された写真の意義などについて語る記事も載せました。

そして、発売と同時に重版が決定し、第2版はすでにできています。

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『MUSIC LIFE ザ・ビートルズ日本公演1966 特別版』
2018年6月18日発売
発行:シンコーミュージック・エンタテイメント
本体1,800円+消費税(小冊子付き)

2018年2月26日 (月)

『MUSIC LIFE ジョンとヨーコのバラッド』 愛の軌跡と愛の歌

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シンコー・ミュージック・ムック『ミュージック・ライフ』の最新号が3月6日に発売となります。今号の特集は「ジョンとヨーコのバラッド」。ビートルズ・ナンバー「The Ballad Of John & Yoko」の邦題は「ジョンとヨーコのバラード」ですが、この本のタイトルは「ジョンとヨーコのバラッド」です。あまりに時代を先取りしすぎていたがゆえに理解されることのなかった数々の二人の作品と活動を現在の視点から再評価します。

オノ・ヨーコの誕生、ジョン・レノンの誕生、二人の出会いから現在まで年代を追って9期に分け、写真と発言、年譜、テーマを設けた読み物、アルバム(ソロ、共作)や本などの作品解説、「ジョンとヨーコの叙事詩」と題した名曲解説で軌跡をたどりました。写真には、1968年や1977年に長谷部宏さんが『ミュージック・ライフ』のために撮影したものもあります。

ジョンとヨーコが共作を始め、アート作品を世に問うようになってから50年。再評価と書きましたが、私たちはまだジョン&ヨーコを知りはじめたばかりだと感じました。これからジョンとヨーコの作品に出会う若い人たちにも、ぜひ手に取ってほしいと思います。

特集の前に、リンゴ・スター最新ロング・インタビューも掲載。2017年にアルバム『ギヴ・モア・ラヴ』を発表するにあたって語った記事の翻訳です。一部は『ビッグイシュー日本版』2017年11月15日号に掲載されましたが、実際はもっと長いテキストなので、ぜひどちらも買ってください。『ミュージック・ライフ』にはリンゴの語りだけでなく、関係者(ジョージ・マーティン、ジェフ・エメリック、エリック・カルメン、スティーヴ・ルカサー、グレッグ・ローリー、ジョン・ウェイト、カシム・サルトン)がリンゴを語るコラムも含めてすべて掲載しています。

巻頭は「写真で振り返る2017年のビートルズ」。来日したパティ・ボイドの初公開写真も掲載することができました。ウィメンズ・マーチに2年連続で参加したヨーコは2018年の写真を紹介。リンゴの2017年の写真はインタビュー記事にも載せています。

巻末の「ザ・ビートルズ年鑑」では、2017年のビートルズを写真とデータで総括しています。関連アルバムは全部が収まりきらないほど盛りだくさんでした。

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『MUSIC LIFE ジョンとヨーコのバラッド』
2018年3月6日発売
発行/シンコーミュージック・エンタテイメント
本体1,400円

2017年11月27日 (月)

大人のロック!編『ザ・ビートルズ 源流と進化』 ビートルズ進化論への試み

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大人のロック!編『ザ・ビートルズ 源流と進化』が11月29日に発売されます。今回のテーマ「源流と進化」は、ビートルズの源流を辿りながら、そこからビートルの進化の謎に迫ろうとするもので、壮大なビートルズ進化論の新たな試みの1ページ目です。

2度のサウンド革命を「源流」と「進化」の相互作用の中で検証
ポピュラー音楽の歴史のなかにビートルズを位置付けると、1962年10月のレコード・デビュー期と1967年のサージェント・ペパー期の2度にわたって、世界的規模でサウンド革命を達成していたことがわかります。今回は、その2度のサウンド革命を、その「源流」との関連を軸にビートルズがいかにグループやサウンドを進化させたのかを軸に描いています。

ザ・ビートルズ サウンドの源流
パート1では、レコード・デビューまでにビートルズがどのような音楽に影響を受けてみずからのサウンドを完成させたのかを、ビートルズの成長物語とともに描いてみました。ビートルズのデビューまでの歴史は、マーク・ルイソンの『ザ・ビートルズ史 誕生』で大きく書き換えられましたが、その内容があまりにも多岐にわたることもあって、何がどう変わったのかがわかりにくく、事実誤認された旧説が今もマスコミなどでは流布されています。そんな現状を少しでも改善すべく、今回はビートルズの源流に焦点を当て、ルイソンが検証した数多くの新事実を踏まえながら、そこからビートルズがいかに進化していったのかを4期に分けて、具体的事実にもとづいて描きました。

ザ・ビートルズ・サウンドの進化とロックの黄金時代
パート2前半「ザ・ビートルズ・サウンドの進化1962−70」では、レコード・デビューを果たしたビートルズが、どんなアーティストのサウンドを新たな「源流」として取り入れ、レコーディング技術が急速に進歩するなかで、みずからのサウンドをいかに「進化」させ、そこから『サージェント・ペパー』に象徴される2度目のサウンド革命を達成し、さらなるサウンドの革新へと新たな歩みを始めたのかを、6期に区分して検証しました。

パート2後半「ザ・ビートルズとロックの黄金時代1967」の前半では、『サージェント・ペパー』の制作の背景・受容(川原伸司さんの回想)、ビニール盤からCD、リマスターからリミックスへと、半世紀に及ぶ音源の改変・変化の検証、それら旧音源と最新リミックスの聴き比べ(カンケさん)、さらには「ストロベリー・フィールズ・フォーエヴァー」「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」という名曲の詳細な制作過程の分析(野咲良さん)まで、多様な魅力を解明しています。
さらに、『ペパー』に続く「愛こそはすべて」と『アワ・ワールド』の知られざる事実の掘り起こし、『マジカル・ミステリー・ツアー』の再評価やメイキングの解明にも挑んでいます。

関連する楽しいコラムも満載
テーマに関連する楽しいコラムも満載です。
この1年間ビートルズを盛り上げてくれた『ペパー』関連では、Pepper art と題して、きり絵作家・横倉絹枝さんの関連作品集、本物の寿司職人・中川弘之さん熱演の架空の寿司屋によるペパー寿司、パパー軍曹のカバー集やパロディの世界など。楽しさ満開です。
源流と進化からはnow&thenのテーマで、森川欣信さんが語るクオリーメンの60年、リンゴのドラムから見えてくるサウンド革命。
そして今回の名曲随想は、源流と進化の詰まったアルバム『プリーズ・プリーズ・ミー』からの5曲が登場しています。
本編と合わせてお楽しみください。

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大人のロック!編『ザ・ビートルズ 源流と進化』
発行:日経BP社
2017年11月29日発売
本体価格1,600円


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