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  • 広田寛治
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映画・テレビ

2017年6月10日 (土)

映画『イエスタデイ(BEATLES)』 やはりビートルズ原曲でなければならないラブリーな物語

2016年2月に開催された北欧映画祭「トーキョー・ノーザンライツフェスティバル」で日本発公開されたノルウェー映画『ビートルズ(BEATLES)』。とってもラブリーな映画だったので、短期間でもロードショー公開されるといいけどなァ……と思っていたら、同年10月1日から日本でも『イエスタデイ』の邦題で劇場公開されました。
公式サイト:http://yesterday-movie.com

ビートルズの原曲が使われた映画はめずらしくはないとはいえ、「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」など3曲も本物が出てきてちょっと驚きました。ほかにも劇中の演奏やカバー、歌詞を引用した台詞もあります。ビートルズに憧れる少年たちの青春の1ページ的な展開だから、ビートルズの原曲を使わなくても成り立つかもしれないけど、やっぱり原曲でなくてはならないのです。

原作はノルウェーの人気作家ラーシュ・ソービエ・クリステンセンが1984年に発表したベストセラー小説『BEATLES』(冠詞なし)。おそらく原作者の体験が投影されているのでしょう。登場する男の子がみんなキュートで、女の子がみんな小悪魔です。

横断歩道のパロディ場面もきれいに撮れていて楽しい(1967年設定だから『アビイ・ロード』はまだ出てないけど)。屋根の上からプールに飛び込もうとする場面は『あの頃ペニー・レインと』を思い出させますね。

音楽(スコア)はa-haのマグネ・フルホルメンが手がけ、アビイ・ロード・スタジオで録音されています。観た直後からサントラ盤が欲しいなァと思っていたら、日本先行でCDとアナログ盤が発売されました。ビートルズの原曲はさすがに未収録ですが、「カム・トゥゲザー」と「イエスタデイ」のカバーや、劇中で主人公が歌う塩と砂糖のブルースも収録。

ムック『MUSIC LIFE ザ・ビートルズ ライブの時代』で、映画『イエスタデイ』について3ページにわたり掲載しました。この映画をプロデュースしたヨルゲン・ストーム・ローセンベルグさんにメールで製作の逸話などを聞くことができましたので、ぜひ読んでください。

劇場公開時は映画『ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK』で盛りあがっていましたが、『サージェント・ペパー』50周年記念盤と同じ日にDVDが発売されました。特典映像が予告編のみという潔いDVDは好きです。

ご鑑賞中やご鑑賞後の反芻はりんごをかじりながらどうぞ。
from 淡路和子

DVD『イエスタデイ』
2017年5月24日発売
発売・販売:マクザム
税抜3,800円

  

『イエスタデイ オリジナル・サウンドトラック』
CD 2016年9月7日発売
LP 2016年10月5日発売
CINEMA-KAN/ディスクユニオン

  

2016年12月20日 (火)

『ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK』DVD、ブルーレイ、デジタルで発売 グラミー賞で音楽映画部門の候補にも

ドキュメンタリー映画『ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK - The Touring Years』がDVD、ブルーレイ、デジタルで発売されました。イギリスでは11月21日に発売となり、予告編や特典映像の抜粋がいくつか公開されています。
http://www.thebeatles.com/news/available-digital-download-blu-ray-dvd-2-disc-special-edition-out-now

日本では12月21日にDVD、ブルーレイのコレクターズ/スペシャル/スタンダード各エディションが発売され、DVDレンタルも同時に始まりました。各エディションの収録内容の違いは、こちらに載っている一覧で比較すると便利です。

本編のほか、映像特典が約110分も収録されています。日本のコレクターズ・エディションではインターナショナル版も観られます。これは日本公演のエピソードが短いのですが、日本公開版には未収録だったリンゴ、ジョージについてのコメントが1分ほど加わっています。

付録のブックレットは64ページでオールカラー。ロン・ハワード監督による解説、映画にも出演しているジョン・サヴェージによる解説が貴重な写真とともに掲載されています。

この映画は2016年9月より劇場公開が始まって以来ロングランを続けています。シェイ・スタジアム公演の映像は劇場限定で、パッケージ/デジタルには収録されていません。2017年から上映される映画館もあります。
上映劇場:
http://www.kadokawa-pictures.jp/official/the_beatles_live/theater.shtml

12月6日に発表された第59回グラミー賞のノミネーションでは、この作品は音楽映画(ミュージック・フィルム)部門の候補に選ばれています。授賞式と受賞作の発表は2月12日(日本時間13日)です。

【2017年2月13日追記】
第59回グラミー賞で、『ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK - The Touring Years』が最優秀音楽映画賞を受賞しました。ビートルズ公式からもこのニュースが伝えられています。
https://www.grammy.com/nominees#MUSCV089

また、同じ2月12日にイギリスで発表された英国アカデミー賞でもこの映画がドキュメンタリー部門にノミネートされていましたが、こちらは『13th 憲法修正第13条』に賞を譲りました。

  

  

  

『ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK - The Touring Years』
2016年12月21日発売
発売/KADOKWA
●Blu-ray コレクターズ・エディション 9,800円+税
●DVD コレクターズ・エディション 8,800円+税
●Blu-ray スペシャル・エディション 6,800円+税
●DVD スペシャル・エディション 5,800円+税
●Blu-ray スタンダード・エディション 4,800円+税
●DVD スタンダード・エディション 3,800円+税

2016年7月 5日 (火)

リンゴ・スター監督、T・レックスの映画『ボーン・トゥ・ブギー』新装版発売、爆音上映も

リンゴ・スターが監督したT・レックスの映画『ボーン・トゥ・ブギー〜ザ・モーション・ピクチャー』(1972年)が新装版DVD/ブルーレイが7月6日に発売されました。また、映画のため1972年にウェンブリーで収録された昼公演と夜公演の両方を収めたCD『ボーン・トゥ・ブギー~ザ・コンサーツ』も同時発売。

映画のほうは本編のほか、初登場映像を含む特典を収録。DVDとブルーレイおよび箱入りデラックス・エディションで収録内容が異なりますので、特設サイトにある内容比較表が便利です。
http://www.ymm.co.jp/T-Rex/products.html

T・レックス=マーク・ボランのイメージは強いと思うけれども、ライブ映像は思い切りバンド!という感じがします。昼公演では、アコースティック・セットのあとマーク・ボランのマイク・スタンドのネジがゆるんだままで、マイクが横向いちゃうというビートルズ日本公演初日的な光景も。

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7月4日には東京・渋谷クラブクアトロでこの映画の爆音上映が催されました。その日、本編は字幕なしの上映でしたが問題なし。リンゴが作った『マジカル・ミステリー・ツアー』のような映画だから。DVD/ブルーレイはもちろん日本語字幕付きです。
7月18日(月祝)には「爆音映画祭in神戸2016」で、7月29日(金)には「シネ・ロック・フェスティバル2016」で爆音上映されますので、ぜひ体感してください。

10月か11月にはリンゴ・スター監督を迎えた上映会を開催してほしいですね。

from 淡路和子

  

マーク・ボラン&T・レックス
『ボーン・トゥ・ブギー~ザ・モーション・ピクチャー』
BORN TO BOOGIE The Motion Picture

2016年7月6日発売
ヤマハミュージックメディア

マーク・ボラン&T・レックス
『ボーン・トゥ・ブギー~ザ・コンサーツ』
BORN TO BOOGIE The Concerts, Wembley Empire Pool, 1972 March 1972

2016年7月6日発売
ヤマハミュージックメディア

2015年6月 7日 (日)

ポール・マッカートニーの日本武道館公演がテレビ放送、4K試写会も開催

ポール・マッカートニー「アウト・ゼアー ジャパン・ツアー2015」から最終日(4月28日)の日本武道館公演のもようが7月11日(土)にBSスカパー!およびスカパー!4K総合で独占放送される予定です。

この特別番組『ポール・マッカートニー OUT THERE in 日本武道館 2015』はチャンネルまたはパック・セットの契約によって無料で試聴できます。
4K総合はハイビジョンの4倍の解像度である4K放送の専門チャンネルで、4K対応受信機とプレミアム・サービスへの加入が必要です。

スカパー!では、Myスカパー!無料登録者向けに7月2日(木)に東京都内で4K試写会を開催し、参加応募を6月15日(月)まで受け付けます(登録にはお客様番号や利用中のB-CAS/ICカード番号などの入力が必須)。試写会は午後6時30分開演で9時終了予定、会場は当選者のみに連絡されます。

〈番組概要〉
『ポール・マッカートニー OUT THERE in 日本武道館 2015』
2015年7月11日(土)午後9時〜11時
チャンネル:BSスカパー!、スカパー!4K総合

【6月24日追加】
『OUT THERE JAPAN TOUR 2013 in 東京ドーム』
2015年8月1日(土)午後9時〜12時
チャンネル:BSスカパー!
詳しくは番組特設サイトをご覧ください。:
www.skyperfectv.co.jp/special/paul/

【6月25日追加】
『月刊スカパー!』『スカパー!TVガイド BS+CS』『スカパー!TVガイド プレミアム』それぞれ7月号の表紙がポール・マッカートニーです。
スカパー!番組ガイド誌:http://www.skyperfectv.co.jp/service/guide/

【6月30日追加】
番組終了時間が11時30分から11時に変更になりました。

【7月8日追加】
番組終了時間が11時から11時5分に変更になりました。

【9月11日追加】
ポール・マッカートニー『OUT THERE JAPAN TOUR 日本武道館 2015』が10月17日(土)午後9時〜11時にBSスカパー!とスカパー!4K総合で再放送されることになりました。
また、『OUT THERE JAPAN TOUR 2013 in 東京ドーム』が9月24日(木)午後10時〜深夜1時にBSスカパー!再放送され、これは「10日間無料放送」の対象番組となっています。
http://www.skyperfectv.co.jp/special/paul/

【12月15日追加】
ポール・マッカートニー『OUT THERE JAPAN TOUR 2013 in 東京ドーム』が12月24日(木)午後7時〜10時にスカパー!4K総合で、『OUT THERE JAPAN TOUR 日本武道館 2015』が12月25日(金)午後7時〜9時にBSスカパー!で再放送されることになりました。

【2016年6月29日追加】
ビートルズ来日50周年を記念して、ポール・マッカートニー『OUT THERE JAPAN TOUR 2013 in 東京ドーム』が2016年6月30日(木)午後8時~11時に、『OUT THERE JAPAN TOUR 日本武道館 2015』が同日午後11時~翌午前1時にBSスカパー!でアンコール放送されます。なお、東京ドーム公演の番組は4Kでの放送は終了した旨が注記されています。

【日本武道館公演セットリスト】
1. キャント・バイ・ミー・ラヴ
2. セイヴ・アス
3. オール・マイ・ラヴィング
4. ワン・アフター・909
5. レット・ミー・ロール・イット
6. ペイパーバック・ライター
7. マイ・ヴァレンタイン
8. 西暦1985年
9. 恋することのもどかしさ
10. 夢の人
11. アナザー・デイ
12. ダンス・トゥナイト
13. 恋を抱きしめよう
14. アンド・アイ・ラヴ・ハー
15. ブラックバード
16. NEW
17. レディ・マドンナ
18. アナザー・ガール
19. ゴット・トゥ・ゲット・ユー・イントゥ・マイ・ライフ
20. ビーイング・フォー・ザ・ベネフィット・オブ・ミスター・カイト
21. オブ・ラ・ディ、オブ・ラ・ダ
22. バック・イン・ザ・U.S.S.R.
23. レット・イット・ビー
24. 007/死ぬのは奴らだ
25. ヘイ・ジュード

〈アンコール〉
26. イエスタデイ
27. バースデイ
28. ゴールデン・スランバー~キャリー・ザット・ウェイト~ジ・エンド

『月刊スカパー!』2015年7月号
2015年6月24日発売
発行/ぴあ
税込500円

『スカパー!TVガイド BS+CS』2015年7月号
2015年6月24日発売
発行/東京ニュース通信社
税込400円

『スカパー!TVガイド プレミアム』2015年7月号
2015年6月24日発売
発行/東京ニュース通信社
税込510円

2014年8月19日 (火)

映画『ハード・デイズ・ナイト』リストア版が発売、劇場上映も

ビートルズの初主演映画『ハード・デイズ・ナイト』(1964年公開時の邦題『ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!』)がデジタル修復およびリマスターされ、初のブルーレイが発売されました。

映像はオリジナルのネガから4K(ハイビジョンの4倍の解像度)でデジタル化。サウンドトラックはアビイ・ロード・スタジオでジャイルズ・マーティンのプロデュースのもとリミックスおよびリマスターされました。

イギリスでは7月4日にiTunesで配信開始、新装版のDVDとブルーレイが7月21日に発売されています。
日本では8月20日にブルーレイのみ発売。初回限定版は通常版の本編のほかに特典ディスクが付き、特典映像にはビートルズ研究家で作家のマーク・ルイソンのインタビュー、1964年のビートルズのインタビュー音声、リチャード・レスター監督による分析が加わっています。

発売にあわせて、映画が英米各地で劇場公開され、日本では8月15日に全国の6館で上映されました。

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ブルーレイ『ハード・デイズ・ナイト(A HARD DAY'S NIGHT)』
2014年7月21日イギリス発売/8月20日日本発売
バップ/初回限定版(特典映像付き2枚組)VPXU-71322、税抜6,800円
通常版VPXU-71323、税抜4,800円

《特典映像》
one You Can't Do That! The Making of A Hard Day's Night
two Things They Said Today
three The Beatles: The Road to A Hard Day's Night ※新たな特典映像
 マーク・ルイソンのインタビュー
four In Their Own Voices: The Beatles on A Hard Day's Night ※新たな特典映像
 ビハインド・ザ・シーンおよび写真にヴォイス・オーバーされた1964年のビートルズのインタビュー
five Anatomy of a Style ※新たな特典映像
 レスター監督の手法の分析
six Picturewise ※新たな特典映像
 リチャード・レスター監督の新しいインタビュー

2014年5月28日 (水)

ジョージ・ハリスン製作総指揮、映画『ウィズネイルと僕』再上映

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ジョージ・ハリスンが設立した製作会社ハンドメイド・フィルムズの映画『ウィズネイルと僕』が、日本で23年ぶりに劇場公開されています。1991年に東京・吉祥寺の映画館バウスシアターの配給で限定的に上映されたきりビデオも未発売でしたが、同館の閉館にあたり縁のある作品として再上映、続いて全国各地でも上映されることになりました。

物語の舞台は69年のイギリス。ロンドンで同居する売れない役者のウィズネイルと僕が、息抜きのつもりで出かけた田舎で直面するハプニングを描いています。

脚本と監督をつとめたブルース・ロビンソンの半自伝的作品と言われ、メジャー映画のような結論のある物語ではありませんが、それでもスリリングでおかしくて危なくて、ダメダメな二人がだんだんかわいく思えてきます。実際のロビンソンは俳優をあきらめ、『キリング・フィールド』(84年)の脚本を手がけ、『ウィズネイルと僕』で初監督。次にはやはりハンドメイド・フィルムズの映画『広告業界で成功する方法』(89年)の脚本と監督をつとめます。

劇中、ビートルズのジョージ作品である「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス」(原曲)の一部が使われています。音楽にはほかにキング・カーティスによる「青い影」、ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンスの「見張り塔からずっと」「ブードゥー・チャイル」など。ウィズネイルと僕の不在中ロンドンの部屋に勝手に住み込んでいた男がマントラのような歌を唱えるところもジョージを連想させます。

スペシャル・プロダクション・コンサルタントとしてリチャード・スターキー(リンゴ・スター)が名を連ねているので、エンドロールにも注目を。

シェリーなど買って帰ってパンフレットを読んで復習しよう。ハンドメイド・フィルムズ作品の公開が続くことを願いつつ。

from 淡路和子

  

  

ウィズネイルと僕(WITHNAIL AND I)
1987年イギリス/製作総指揮:ジョージ・ハリスン、デニス・オブライエン/監督・脚本ブルース・ロビンソン/主演リチャード・E・グラント、ポール・マッギャン
2014年5月3日~5月31日/東京・吉祥寺バウスシアターで上映
以降全国順次公開(東京・六本木、大阪、名古屋、札幌、金沢ほか)
*フィルム上映とデジタル上映で日本語字幕が異なります
パンフレット:2014年5月3日発行(700円)
公式サイト:w-and-i.com/

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2014年3月17日 (月)

ポール・マッカートニー2013年日本公演が特別番組『オール・マッカートニー』で3月22日に放送されます

3月22日(土)、スカパー!で12時間にわたる特別番組『ALL McCARTNEY!』が放送され、ポール・マッカートニー「アウト・ゼアー ジャパン・ツアー」から東京ドーム公演最終日(2013年11月21日)の映像が初公開されます。

東京公演の放送は予告されていたとおりですが、特番は以下のポールの番組で構成されます。

<12時間"ALL McCARTNEY!"〜OUT THEREツアー東京公演!全世界初公開SP〜>
日時:2014年3月22日(土)昼0時〜深夜0時
放送チャンネル:スカチャン0
スカパー!加入者は無料で視聴できます(「2週間お試し体験」は対象外)
番組特設サイト:http://www.skyperfectv.co.jp/special/paul/
放送内容:
tvin concert '91[1991年]日本初放送
1989~90年のワールド・ツアーのライブ映像を紹介した番組。
tvchaos&creation at abbey road[2005年]
アルバム『ケイオス・アンド・クリエイション・イン・ザ・バックヤード』発売にあわせてアビイ・ロード・スタジオで行なわれたパフォーマンス。
tvLive Kisses~キス・オン・ザ・ボトム~(&My Valentine: The Making of')[2012年]
2012年リリースされたスタンダード作品「キッス・オン・ザ・ボトム」に合わせて行われたスペシャルライブ。今回はノーカット・バージョンで、アルバム収録曲「マイ・ヴァレンタイン」のメイキング映像も放送。
tvSomething New[2013年]※日本初放送
12月5日にアメリカで放送された番組。「NEW」のビデオを含むポールの最新ドキュメンタリー。
tvアウト・ゼアー ジャパン・ツアー最終公演[2013年]日本初放送
昨年11月の「アウト・ゼアー ジャパン・ツアー」から最終公演となった東京ドームでのライブ。
*ほかに、秘蔵映像やポールの軌跡をまとめた映像なども予定されています。

番組MCをDREAMS COME TRUEの中村正人さん、アシスタントMCを加賀美セイラさんがつとめ、ポール・ファンのゲストが出演することになっています。

『週刊ダイヤモンド』3月22日号掲載の記事広告「“音楽の神様”の降臨を体験できるポール・マッカートニーの東京ドーム公演をスカパー!で独占初公開」で、中村正人さんが見どころを語っています。
http://diamond.jp/articles/-/50044

フロム・ビー広田のブログにダイジェスト版試写レポートがまとまっています。


「アウト・ゼアー ジャパン・ツアー」で披露された4曲を含む最新アルバム『NEW』は、第6回CDショップ大賞2014で洋楽賞を受賞しました。

MUSIC LIFE ポール・マッカートニー特別号で「アウト・ゼアー ジャパン・ツアー」をふりかえろう。downwardleft

2012年11月17日 (土)

ローリング・ストーンズ『クロスファイアー・ハリケーン』 続きはライブで

ローリング・ストーンズ結成50周年公式ドキュメンタリー『クロスファイアー・ハリケーン』(2012年/マーティン・スコセッシ製作総指揮、ブレット・モーゲン監督)。劇場公開に続いてDVD/ブルーレイが発売されます。

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ビル・ワイマンやミック・テイラーを含む歴代メンバーがこの映画のためにインタビューに答え、それをナレーションとして、初公開を含むアーカイブ映像や写真でストーンズの歴史をふりかえるという構成。まあ、1本の映画で50年の軌跡は完全網羅できませんよね。大きな事件(逮捕劇やブライアン・ジョーンズの脱退など)を追いながらストーンズの分岐点を探っていくという流れです。

おそらくは、久々にライブを始めるにあたって、みんなが知りたいようなできごとを紹介して、若いファンにもストーンズの大まかな歴史を知ってほしいという意図なのかな。続きはライブ会場で!ということでしょうか。ビル・ワイマンの脱退に関する話も出てこなかったあたり、希望的観測としてささやかれている「ビルが戻ってくるんじゃないか」説を思い出したり…。

チャーリー・ワッツのひょうひょうとした佇まいがいいです。そう思ったからか、ドラムの音がよく聞こえる気がします。

予告編でも見られる「ビートルズは白い帽子、ストーンズは黒い帽子」という比喩はその後もキーワードとして出てきます。この映画やストーンズの新曲についてもビートルズのデビュー50周年関連の発表が一段落したころにアナウンスされたので、今でもちゃんと連携してるなーと思いました。

11月7日のジャパン・プレミアではミック・ジャガーとキース・リチャーズから日本のファンに向けたメッセージも見られましたが、これはDVD/ブルーレイの日本盤限定特典映像として収録されます。

日本では11月17日(土)から期間限定で劇場公開されます。特別映像を含めて120分の予定。
上映劇場(全国20館)はこちらでご覧ください。
http://www.liveviewing.jp/rollingstones/pc/

Crossfirehurricane

from 淡路和子

    

DVD/ブルーレイ『クロスファイアー・ハリケーン(CROSSFIRE HAURRICANE)』日本限定盤+US盤ボーナス7曲追加ヴァージョン
2013年5月15日発売
ワードレコーズ

    

    

DVD/ブルーレイ『クロスファイアー・ハリケーン(CROSSFIRE HAURRICANE)』
2012年12月19日 日本先行発売
ワードレコーズ

2012年10月17日 (水)

『プロデューサー ジョージ・マーティン~ビートルズを完成させた男~』 PRODUCED BY GEORGE MARTIN

Georgemartin
ドキュメンタリー『プロデューサー ジョージ・マーティン~ビートルズを完成させた男~(PRODUCED BY GEORGE MARTIN)』がTOHOシネマズで公開(10月13日から19日までレイトショー)。ジョージ・マーティンが85歳を迎えた2011年にBBCテレビで放送されたものです。
http://wardrecords.com/movie/

Martin_toho

マーティンのプロデュース作品を集大成した『ジョージ・マーティン・ボックス』(ハイライト盤は『ジョージ・マーティン・プロダクションズ』)も原題は『PRODUCED BY GEORGE MARTIN』でした。その映像版とも言えますが、ドキュメンタリーでは音楽作品だけでなくマーティン自身の生い立ちにも焦点を当てています。

ポール・マッカートニーやリンゴ・スターとも戦時中の思い出を語り合ったりしていて、ぜいたくなキャスティングだなあと思って観ていましたが、中盤にはしっかりビートルズのエピソードも細かに披露されます。

なにしろ映像がめずらしくて、大きなスクリーンでも身を乗り出すこともたびたび。1950年代のレコード制作現場が見られたり、ご存命なのかと驚く人が登場したり(失礼)、火山噴火で閉鎖されたモンセラット島のエア・スタジオの在りし日の映像が使われていたり。

全編で流れる音楽はすべてマーティンがプロデュースした作品。ポールやリンゴのほか、シラ・ブラック、ジェフ・ベック、ジョン・マクラフリン、アメリカのデューイ・バネル、ジミー・ウェッブなど、そしてもちろんパーロフォン・レーベルの秘書だったジュディ夫人もが出演しています。
息子のジャイルズ・マーティンが聞き手をつとめているあたり、作り方はメアリー・マッカートニーが父ポールにインタビューしていた『ウイングスパン』に通じるところも。

会話の端々で聞かれるイギリスらしいユーモアも聞きどころ。アルバム『レット・イット・ビー』のプロデューサーであるフィル・スペクターに関するエピソードも、とっさにうまいことを言うなあと思ったのですが、これにはサー・ジョージの顔は笑ってませんでした。

日本でもDVDやブルーレイで発売されるでしょうから、細部をじっくり見直したい作品です。
おうちで鑑賞するときはジョージ・マーティンのレシピによるマティーニなど一緒にどうぞ。

【2012/11/18追記】
日本盤のDVDとブルーレイは2013年1月23日発売予定です。約52分の特典映像が収録されます。ワードレコーズの通信販売サイトに詳細が掲載されました。
http://wardrecords.com

from 淡路和子
    

    

2012年10月11日 (木)

映画『マジカル・ミステリー・ツアー』 意外とみんな演技しています

ビートルズのレコード・デビュー50周年の当日である10月5日のイベントが映画『マジカル・ミステリー・ツアー』(1967年)の劇場公開というのはなんだかチグハグな感じもしましたが、とにかく行ってきました。
限定上映のためかTOHOシネマズの入口前には『マジカル』の写真もなくて、ちょと寂しい。

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天井の高い劇場で大音量とともに観られるのはうれしいのですが、特別料金2000円は高いですねー。これじゃ若い人たちが行きにくいじゃないですか。と思っていましたが、渋谷では20代と思われる観客もけっこう多く見受けられ、若い人ほどポップコーンやドリンクを手に席に着いていたのでした。とはいえ、せめて各種割引が摘要されたら満席になったのでは。

そんな声が聞こえたのか、10月18日(木)にワーナー・マイカル・シネマズでの上映が追加され、今後は1500円になるそうです。上映館はこちらで。
http://www.warnermycal.com/cinema/info/l3/Vcms3_00008666.html

さて、今回上映されたのは、メイキングと本編と共演者の紹介。本編以外はDVD/ブルーレイのスペシャル・フィーチャーズとして収録されている特典映像です。検閲前のストリップ・シーンもありましたが、PG12とかじゃなくてよかったのでしょうか。さすがにそこまで若い客はいなかったと思いますが。

この映画の撮影が行き当たりばったりだったという話は知られていますが、あらためて観て思ったのは、意外とみんなちゃんと演技していること、意外とつじつまの合うように作られていること(ヴィクター・スピネッティの場面とか)。「映画のプロがいなくて支離滅裂だった」とも言われましたが、役者や編集のプロはいたんですよね。

そして、「ユア・マザー・シュッド・ノウ」の場面のジョンがかなりふざけている!1963年の「ロイヤル・バラエティ・パフォーマンス」のステージで異様にかしこまった顔を見せるジョンから変わっていない。子どもの頃から変わっていないのかもしれない。

特典映像を観て知ったのは、短期間で作ったにしてはすごーく大勢の人を巻き込んでいたこと、その割にだいぶカットされていたこと。DVDを買ってまずトラフィックの場面を観ましたが、若くて初々しい。

そういえば、星加ルミ子さんが67年にロンドンに取材に行ったのはちょうど『マジカル・ミステリー・ツアー』のサウンドトラックをレコーディングしていた最中で、ビートルズ以外にトラフィックなども取材していました。デイヴ・メイソンが「ステージに出るときも裸なんですか」と質問されたのもこの時期だったのか。

DVD/ブルーレイおよびデラックス・エディションは日本でも10月10日に発売されました。おうちで観るときはスパゲティなど食べながらどうぞ。

『マジカル・ミステリー・ツアー』特集サイトも立ち上がってます。
http://www.magicalmysterytour.com

from 淡路和子

    

ザ・ビートルズ
『マジカル・ミステリー・ツアー(MAGICAL MYSTERY TOUR)』
2012年10月 イギリス、アメリカ、日本発売
Apple Films Ltd.

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