フロム・ビーの関係者

  • 広田寛治
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2012年11月11日 - 2012年11月17日

2012年11月17日 (土)

ローリング・ストーンズ『クロスファイアー・ハリケーン』 続きはライブで

ローリング・ストーンズ結成50周年公式ドキュメンタリー『クロスファイアー・ハリケーン』(2012年/マーティン・スコセッシ製作総指揮、ブレット・モーゲン監督)。劇場公開に続いてDVD/ブルーレイが発売されます。

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ビル・ワイマンやミック・テイラーを含む歴代メンバーがこの映画のためにインタビューに答え、それをナレーションとして、初公開を含むアーカイブ映像や写真でストーンズの歴史をふりかえるという構成。まあ、1本の映画で50年の軌跡は完全網羅できませんよね。大きな事件(逮捕劇やブライアン・ジョーンズの脱退など)を追いながらストーンズの分岐点を探っていくという流れです。

おそらくは、久々にライブを始めるにあたって、みんなが知りたいようなできごとを紹介して、若いファンにもストーンズの大まかな歴史を知ってほしいという意図なのかな。続きはライブ会場で!ということでしょうか。ビル・ワイマンの脱退に関する話も出てこなかったあたり、希望的観測としてささやかれている「ビルが戻ってくるんじゃないか」説を思い出したり…。

チャーリー・ワッツのひょうひょうとした佇まいがいいです。そう思ったからか、ドラムの音がよく聞こえる気がします。

予告編でも見られる「ビートルズは白い帽子、ストーンズは黒い帽子」という比喩はその後もキーワードとして出てきます。この映画やストーンズの新曲についてもビートルズのデビュー50周年関連の発表が一段落したころにアナウンスされたので、今でもちゃんと連携してるなーと思いました。

11月7日のジャパン・プレミアではミック・ジャガーとキース・リチャーズから日本のファンに向けたメッセージも見られましたが、これはDVD/ブルーレイの日本盤限定特典映像として収録されます。

日本では11月17日(土)から期間限定で劇場公開されます。特別映像を含めて120分の予定。
上映劇場(全国20館)はこちらでご覧ください。
http://www.liveviewing.jp/rollingstones/pc/

Crossfirehurricane

from 淡路和子

    

DVD/ブルーレイ『クロスファイアー・ハリケーン(CROSSFIRE HAURRICANE)』日本限定盤+US盤ボーナス7曲追加ヴァージョン
2013年5月15日発売
ワードレコーズ

    

    

DVD/ブルーレイ『クロスファイアー・ハリケーン(CROSSFIRE HAURRICANE)』
2012年12月19日 日本先行発売
ワードレコーズ

2012年11月13日 (火)

ポール・マッカートニーがデヴィッド・フロストのインタビュー番組に出演

 11月9日に放送された衛星放送アルジャジーラ英語版の新番組『ザ・フロスト・インタビュー』にポール・マッカートニーが出演しました。

 これは、1960年代からビートルズのメンバーへのインタビューを数多く行なってきたデヴィッド・フロストによる番組で、フロストが毎週、世界各地に出向いて各国の政治家や文化人に話を聞くというもの。ポールはその第1回のゲストとして登場しました。

 収録が行なわれたことはすでに10月11日付の『ラジオ・タイムズ』電子版で報じられ、内容についての概要は10月27日付の『オブザーバー』電子版などで紹介されています。

 1時間近くにわたるインタビューを収めた放送は、番組のウェブサイトで全編を視聴することができます。

 日本のメディアでは「ビートルズを解散させたのはオノ・ヨーコじゃない」の発言の部分だけが大きく取り上げられましたが、それは全体から見るとほんの一部にすぎず、実際のインタビューはポールの生い立ちから現在までを俯瞰したものとなっています。

 基本的にこれまで語られてきた話が中心ですが、ジョン・レノンとのソングライティングのことから始まり、少年時代の音楽体験、弟と2人での初舞台、母の死、ビートルズ初期のレコーディング、ビートルマニア時代から解散まで、妻リンダとの出会いと別れなどが、ビートルズ時代をはじめとするさまざまな関連映像を交えながら紹介されていきます。

 ビートルズ解散ついては「ヨーコではなくアラン・クラインが原因」と述べ、「亡くなった人を悪く言いたくないけど…」と断りながらも、クラインの写真に向かってパンチをする仕草も。
 リンダの闘病については、医師から内密に「余命1年半」と告げられていたことなどを明かしました。

 最後に1964年のBBCテレビ『ア・ディグリー・オブ・フロスト』におけるポールへのインタビュー映像が登場し、「ポール・マッカートニーの引退は2010年」と予想した当時のフロストのコメントにポールは大笑い。インタビューのあとには「マイ・ヴァレンタイン」と「レディ・マドンナ」の弾き語りが披露されました。

2012年11月12日 (月)

『ザ・ビートルズ 人物大事典』 ビートルズという小宇宙で人々がいかに輝いていたのか

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『ザ・ビートルズ人物大事典』がようやく完成しました。
本書では、ビートルズの磁力にひき寄せられた多くの人々が織りなす「ビートルズという名の小宇宙」での出会いとそこで置きた魔法のような出来事を可能な限り集め、その小宇宙の全貌にせまろうとしてみました。絞りに絞っても、ヒルトンホテルのスイートルームのバスタオルのように、絞りきることはできずに、最終的に取り上げた人物は1013人にのぼりました。

できれば取り上げたかったという人はもっともっとたくさんいますが、これだけの規模の人物事典はおそらく世界初でしょう。まあ、それがどうしたと言われればそれまでなのですが、これだけの人物が一冊に集まると、とてもとても大きな声になって、企画構成時の思惑をはるかに超えたビートルズの小宇宙がみえてきた気がしています。

歴史というのは、知らぬ間に主役たちやメインキャストだけの物語になりがちですが、本書ではこれまでのビートルズ物語ではまるでエキストラが演じる通行人のようでしかなかった人々ひとりひとりが、それぞれの項目では主役となって登場し、ビートルズという小宇宙でいかに輝いていたのかを知ることができるという、これまでにないユニークなビートルズ物語になったのではないかと思っています。

タイトルにある1000+の「+」は、ビートルズを聞き続けることでビートルズの小宇宙の住人のひとりになっている、ぼくやあなたや、彼や彼女や、息子や娘たち、ひとりひとりとビートルズとの物語だったりします。

パート1では、まずプロローグで本書のコンセプトをまとめ、ファミリーツリーや相関図を駆使して、メンバー4人の人脈、6つの時期に区分して人脈でたどるビートルズ史、曲に登場する人/楽曲でつながりを持つ人、音楽以外でビートルズを触発した人、ビートルズの遺伝子を受け継ぐ者たちなど、様々な視点から人物でたどるビートルズの世界をわかりやすく図解して描いています。

パート2では、ビートルズと深く関わった1013人を厳選して、可能な限り、最新データに基づいて紹介しています。ビートルズとの関わり方を把握しやすくするために、それぞれの人物の仕事や特性をカラーで分類し、ビートルズとの関連をアイコンで示しています。また、それぞれの人物に関連する作品やそのジャケットなども可能な限り紹介しています。ビートルズと1013人の人々との出会いと、そこから生まれた作品などについて、じっくりとお楽しみください。
おまけに、紹介したかった人リストも少しだけつけちゃいましたので、興味のある方は調べてみてください。

パート3では、サマーフェス出演のために来日していたベラキスにインタビュー。リンゴのことザックのことをはじめ、彼らの音楽性についてたっぷりと語ってもらいました。写真はビートルズ写真家の福岡耕造撮りおろしです。

隅々までぎっしり情報が詰まった、現時点では世界でもっとも充実したビートルズ人物大事典をお楽しみください。

From 広田寛治

大人のロック!編『ザ・ビートルズ 人物大事典』
2012年11月19日発売
発行:日経BP社
本体1,800円 税込1,890円

もくじ
●PART 1
◎人でたどるビートルズという名の小宇宙
プロローグ/ビートルという小宇宙を創造した7人の男たちの出会いの物語
◎人脈でたどるメンバーの歩み
ジョン・レノン
ポール・マッカートニー
ジョージ・ハリスン
リンゴ・スター
◎人脈でたどるビートルズ史
1956−1960ビートルズ誕生
1960−1962レコードデビュー前夜
1963−1964ロンドン時代
1964−1965アメリカ〜世界時代
1966−1968レコーディング時代
1968−1970ソロ活動期
◎人物でたどるビートルズの世界
曲に登場する人、楽曲でつながりを持つ人
音楽以外でビートルズを触発した人
ビートルズの遺伝子を受け継ぐ者たち

●PART 2
ザ・ビートルズ人物大事典
◎1000人+/ビートルズとともに小宇宙を創った1013人を紹介
◎未掲載者リスト
◎英文索引

●PART 3
◎スペシャル・インタビュー
ビートルズと60〜70年代サウンドの遺伝子を受け継いだ初の第3世代バンド/ベラキスBELAKISS
◎ビートルズ情報2012−2013

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